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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2024/03/28 (Thu)
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2007/03/12 (Mon)
<あらすじ>大学病院で良性ポリープの切除手術を受けるよう健次郎(國村隼)に診断された大崎俊平(櫻木健一)は、妻の佐和子(瀬戸カトリーヌ)の急な優しい接し方にも違和感を覚え、ガンではないかと疑う…。一方、町子(藤山直美)と健次郎は、久しぶりに徳永家に帰ってきた昭一(火野正平)が、富田林に家を建てているという話を聞く。そして町子が長崎での講演に出たあと、昭一は健次郎に結婚しようと思う相手がいることを打ち明ける。

町子の仕事部屋。「長崎」のポケットガイドブックをペラペラとめくりながら「長崎は今日も雨だった」を歌っている町子。「さがしぃ~さがし求めてぇ~ぃえぃ♪」とノリノリである。そこに純子が入って来る。「先生!長崎の講演会の主催者の方からのお電話で、空港ロビーでお待ちしてます、とのことです」「あ、そうですか。ようわかりました。ああ、長崎かぁ~」ウキウキしている町子の手からガイドブックを取り上げる純子。「今夜はパーティーですので、それまでには…」と、机の上の原稿をのぞき込む純子。大きな手振りで町子、「パチーン、完成、仕上げます。筆が進みます」と原稿に向かう。にこやかに原稿をのぞき込む純子。
 
診察室。みゆき館の俊平が診察に来ている。メガネをはずしながら「手術なぁ…」とつぶやく俊平。レントゲン写真を見ながら「良性のポリープやけど、取っといたほうが安心やな。入院も10日くらいや」と健次郎。「さぁそれ、5日くらいにまからんかぁ?」と俊平。「値切ってどうすんねんなぁ」と言う健次郎と、笑い出す鯛子の後任看護婦の轟。「病院、嫌いやねん…」と天を仰いで泣き言を言う俊平。そんな俊平の肩をパーンと叩いて轟、「男やねんから、はい、しゃきっとする!お大事にね」と俊平を立たせて診察室から送り出す。「お大事に」と笑いながらレントゲン写真を片付ける健次郎。
 
工藤酒店の裏。しょんぼりと自転車の荷台に腰かけている俊平。「良性なんやろ?良かったやないかぁ」と酒屋の貞男。「取ってしもたほうが安心やて、健さんが言うんやったら、そらそのほうがエエわ」と貞男。腹を切るのが初めての俊平、不安でいっぱいである。そこに俊平の妻・佐和子がやってくる。「『病院の紹介状、出来てるから取りに来てください』って藪ちゃんから電話があったの」と佐和子。続けて、「なぁ、大学病院、週明けにでも一緒にいこ」と言うが、俊平は一人で行く、と強がる。入院の手続きがあるから一緒に行くと言う佐和子の言葉に、「入院なぁ…」とまた落ち込む俊平。突然、佐和子から外食して美味しいものを、あんたの好きなものを食べようといわれ、不思議そうな顔をする俊平。
 
徳永医院診察室。夕日が差し込む診察室で健次郎が一人、カルテを書いている。ふーっとため息をついた瞬間、持っていたペンが手から落ちる。カルテの上を転がるペン。メガネをはずし、不思議そうに右手をじっと見る健次郎。ゆっくり指を動かしてみる。そしてまた、何事も無かったようにメガネをかけてカルテを書き始める。
 
その夜、たこ芳。みゆき館の大崎夫婦がカウンターに座っている。「たこ芳でよかったん?ほんまに」と佐和子。よそ事を考えていた俊平、「ん?おお、おいしいもん言うたらココが一番や」と笑う。ビールを注いでもらい、好きなおでんネタを頼んでくれる佐和子を横目で見て俊平、「なんや優しいて、気持ち悪いなぁ」と苦笑いする。「病人さんやからね~」と言う佐和子を見てドキッとする俊平。病院で健次郎から何か違うことを言われたのではないかと気にしている俊平。はっきり言ってくれ、と佐和子に詰め寄る。
そこに「こんばんわ~」と町子が入って来る。続いて池内幸三と小林秀雄も入ってくる。「ああ、たこ芳、僕久しぶりやなぁ」とはしゃいでいる小林。「座って座って、あんたカサ高いんやから」と小林を座らせる町子。「看板女将のおりんさん、お変わりございませんか?」と小林に声をかけられニコニコしているりん。「徳永センセも呼ぼうや」と町子を見る池内。健次郎は出かけていて家にいないらしい。
突然、小林の書いた小説を読んで面白かったと誉める町子。はじめて誉められた、と大喜びする小林。小林は、デビュー2作目で日本ミステリー大賞を受賞し、海外作品の翻訳家としても引っ張りだこらしい。来月もアメリカに行ってシカゴの歴史を調べに行く、と言う小林。「英語しゃべってるの聞いたことないから信じられへん。しゃべってみて」と小林を小突く町子。照れている小林に「しゃべったらエエがな、しゃべりぃて」と笑いながら何度もひじで小突く町子。よろけて池内に助けを求める小林。
ひげをこすりながらしょんぼりしている俊平を見た町子、「俊平さん、きょう元気ない…」と声をかける。健次郎に紹介された大学病院に行く事にした、良性と聞いて安心した、と佐和子から聞き喜ぶ町子だが、「お先に…」と逃げるように店を出て行く俊平。不安げな顔で板前にお勘定をお願いする佐和子。
 
その頃、徳永家居間。「ん、おいし…」と、みかんを食べている和代。台所からコップを手に「ふたりとも留守ですか」と、健次郎の兄・昭一が現れる。「町子はもう帰ってくると思いますけど」と和代。みかんが甘くて美味しいと言う和代に、「これ、和歌山でどっさりもらったんですわ。上等なみかんに、上等なうめぼしに、これが上等な梅酒ですわ」とテーブルの上の品物を次々に説明する昭一。梅酒を勧める昭一、少しだけ、と言う和代にコップになみなみと注いで「これが少しなんです、ハイ」とニコニコして差し出す。
 
工藤酒店の裏路地。暴れる俊平から缶ビールを取り上げようとしている貞男。心配そうにしている佐和子。ビールを貞男に取り上げられ、道に転がる俊平、「返せ~オレのビール!」と叫ぶ。「手術控えた病人が何言うてんねや!」と貞男。「どうせもう、終わりなんや。好きなことさしたってくれ!」と荒れている俊平。「オレ知ってんねん!ヒック、お前オレにかくしてるけど、オレ、ほんとは…ほんとは…」
そこに「どないしたんや?」と健次郎が通りかかる。「センセ、オレ分かってんねん。ポリープなんてウソや。ガンなんやろ!」と健次郎をにらむ俊平。「はぁ??」とあきれ顔の健次郎。「もうはっきり言うたってくれ…ホンマのことを聞いて、もう…最後は好きなことして死にたい!」と壁にもたれる俊平。
 
徳永家。玄関で町子が池内と小林を招き入れている。「お言葉に甘えてちょっとだけ」と池内。「徳永センセとも久しぶりやしな~」とヨッパライの小林。「戸、閉めなさいよ。毛ぇ立ってるよ」と町子に言われ「え?」と髪を直す小林。
 
居間。昭一を見て「あら、お兄さん!」と町子。「お邪魔します」「こんばんわぁ~」と、池内と小林もやってくる。町子に昭一を紹介された池内、「あ!結婚式の時にニワトリ置いていかはった?!」と指をさし、小林は「さすらいの男や!!」と昭一のとなりに座り込む。「僕、一度お会いしたかったんです!」と池内。「ちょっと握手してください!わぁ~会えた会えた、柔かい手やぁ」と大はしゃぎの小林。そんな二人に挟まれキョロキョロしている昭一。
 
工藤酒店裏。「ン…フフフ…ワハハハハ!」と大声で笑い出す俊平。「ホンマ、勘違いもはなはだしいなぁ」とあきれている貞男。「そうかてな、佐和子が急に優しなるし…」と俊平。「やっぱり、年期の入ったアホやったんやね」と佐和子。「消化器外科より『おっちょこちょい科』で手術してもらえ!迷惑なやっちゃ」と貞男。「よしっ!そうと決まったら乾杯いこ!」と言う俊平に「アホっ!!」と浴びせる貞男・佐和子・タエ。しょぼーんとする俊平。
 
再び徳永家居間。小説のモデルになって欲しい、と昭一に頼む池内と小林。僕が僕のほうが、と二人が言い争っているところに「ただいま…」と健次郎が帰ってくる。池内と小林を見てにこやかに「おお、いらっしゃませ」と健次郎。ふと町子のとなりに座っている人のほうを見て「え?!」と表情が変わる健次郎。堂々とした口調で「ひさしぶり!」と昭一。「いや、久しぶりて…」と、昭一を不思議そうに見ながら「今回は予告無しやがな…」とつぶやく健次郎。コップを取りに行った昭一、正座の姿勢でさーっと滑り込んでくる。
「健次郎さん、お兄さんね、富田林(とんだばやし)あたりにお家建てはるみたいやの」と町子。「家?」ときょとんとする健次郎。「ぃやあのな、ええ土地の出物があったからな、もう工事かかってんねん。ここらでもう、落ち着こう思てな」と昭一。「ほぉ~ん、何べん聞いたかな、そのセリフ」と疑いのまなざしの健次郎。「今度はホンマ、はい乾杯」と健次郎とグラスを合わせる昭一。「ほな、おめでとうさん」と乾杯の音頭を取る健次郎。
「それで、その後の話聞かせて…」とそわそわしている小林。「あ、富田林の土地は約二千坪ほど」と昭一。「富田林の土地の話じゃなくて」と池内。じろじろと昭一を見ている健次郎。
 
朝。徳永医院の表路地。町子と純子がよそ行きの服装で徳永家から出てくる。つづいて普段着の健次郎。「長崎かぁ。。純子さん、まずはチャンポン食べましょね」「はい♪」「ふふ、仕事よりも食べモンかぃ」と三人。「気ぃつけて」と笑う健次郎に、「行ってきま~す」と笑顔の町子。長崎に向かう二人のうしろ姿を見送った健次郎、肩をもみながら家へ入ってゆく。
 
居間。ひとりコーヒーをすすっている昭一。そこに、首を押さえて健次郎が入ってくる。「よいしょ。はぁ~」とため息をついて座る健次郎。コーヒーカップを見つめていた昭一、あらたまって健次郎のほうに向き直り、「実はな、身ぃ固めよう思てな…」と告げる。「身ぃ……え?結婚?」と驚く健次郎。今度、相手をつれてくると言う昭一に心からのおめでとうを言う健次郎。そして富田林の家についても「たいしたもんやで」と昭一を見る。そこに電話のベルが鳴る。電話は三男の隆からで、婚約したので挨拶に行きたいと言う内容の電話に嬉しそうな顔の健次郎。「隆、婚約てか!」と昭一。「ずっと付き合うてた女の子にな、プロポーズしたんやと」とニコニコしている健次郎。「そら、めでたいがなぁ」と昭一も祝福する。「なんや、めでたいことは重なるもんやな」と健次郎。
 
徳永医院前。すし屋の出前が「まいど~徳永さん~」と寿司桶を持ってやってくる。
 
居間。テーブルの上には、ウニ・いくら・数の子・トロなど上等なネタが三貫ずつ入った寿司桶がある。「お昼から豪勢な…」と和代。「おめでたいことが続くんでね、ぱっと行こうやないかと」とビールを用意しながら昭一。「健~!何してんねや~!食べるぞぉ~!」と廊下に向かって叫ぶ昭一。
 
廊下の便所横の手洗い場。健次郎が「うっ…うっ…」と身を震わせながら頭を押さえてしゃがみこんでいる。
 
居間では、ビールの栓を威勢よく抜いて昭一が「健!お~い!早よこ~い、食べるぞぉ~!」と呼んでいる。
 
廊下の健次郎、声も出せずに手洗い場にもたれて頭を押さえている。。
つづく。 

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
大崎俊平 櫻木健一
池内幸三 板尾創路
りん イーデス・ハンソン
小林秀雄 上杉祥三
大崎佐和子 瀬戸カトリーヌ
工藤貞男 荒谷清水
工藤タエ 桂あやめ
轟若子 松寺千恵美
板前 松岡龍平
キャストプラン
劇団ひまわり
劇団東俳
グレース
NAC
日本芸能センター
 
徳永昭一 火野正平
花岡和代 香川京子 
矢木沢純子 いしだあゆみ
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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