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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/16 (Sat)
<あらすじ>戦中戦後を生き抜いた自身の物語をつづった町子(藤山直美)の最新作「楽天乙女」に、読者からの反響の手紙が続々と寄せられていた。そんなとき、子ども時代の町子に恋心を寄せ、「楽天乙女」を読んで、町子にその懐かしい思いを手紙につづって送った大谷三郎(岸田敏志)が、町子を訪れる。町子は、大谷に覚えはなかったが、うれしくなり大歓迎する。しかし、大谷との話がはずむなかで、町子は人違いであることに気づくのだが…。

良美ちゃんの騒ぎが落ち着いて、徳永家に日常が戻って次の週末を迎えていました。日常が戻ったにしては…おじいちゃんがまた行方不明なんですけど(^^ゞ
 
仕事部屋。「楽天乙女」を読んだ人からの手紙が続々と届いてうれしい町子さん。
 
<読者からの手紙>
拝啓(字が間違っているらしい)
花岡先生、はじめまして。
僕は中学三年生です。
小説の主人公の町子ちゃんと同い年です。
こんなに明るくて可愛くて優しい、マコちゃんのような少女が近所にいたら、いっぺんで好きになってしまうでしょう。
もし僕が、マコちゃんと結婚するならば、森と泉に囲まれて、静かに眠る教会で式をあげたいです。
 
「森と泉に」がツボだったらしく、ブルーコメッツのブルーシャトーを歌い出す町子さん(^O^)「ブルーブルーブルーブルーブルーウッ♪」と踊りながらはしゃいでる町子さん、純子さんにばっちり見られる(笑)
 
応接間。例のラブレターの主、大谷三郎さんが来ている。「楽天乙女」を手にして微笑んでいる大谷さん、「お待たせしました」と町子さんが入ってきて、さっと立ち上がる。あつかましいと思ったが、仕事で近くに来たから、と大谷さん(^-^)「あたしのちっちゃい時の事、覚えてくれてはる人と、大人になってこういってお会いするのって、なんか…照れくさいですよね」と町子さん。そんな町子さんを真剣な顔をして見つめ「お元気でしょうか」と大谷さん。ん?目の前にいてるやん…「元気です」と笑顔で答える町子さん。
 
となりの居間では子供たちとイシさんが食事をしている。お茶を用意して部屋を出る純子さん。と、廊下でセンセが応接間に聞き耳を立てている(^O^)なんだかんだ言っても気になってるんじゃん(^-^)町子さんたちの笑い声が応接間の中から聞こえてくる。「あの方です」と背後から純子さんに声をかけられ、びくっとするセンセ。「気になりますでしょ」と言われ、「ん、あの、はよ、持っていってあげてください」と、明らかに動揺しているセンセ(笑)
 
応接間。大谷さんの事を覚えていない、という町子さんに笑顔で「そうですか、僕はしょっちゅう前、通ってたんです。剣道習いに通ってたもんで」と大谷さん。「ああ、そやそや!いっぺん、こんな事あったんです。ちょうど写真館の前通ったら、近所の子供らがチャンバラしてましてね。ぼくの竹刀見て『勝負せい』言うて、しつこうからんできたんです」と大谷さん。ふんふんと聞いている町子さん。「そのとき、お姉さんが助けてくれはったんです」と町子さんを指す大谷さん。「お姉さん?」と驚く町子さんに「ほれお姉さん、いっつも男の子らと空き地走り回って、カエル追い回したり、木ぃ登ったりしてたくましかったでしょ」と大谷さん。雲行きがなんだかおかしいぞ(^^ゞ「そん時も、そのやんちゃくれら蹴散らしてくれはってねぇ」と楽しそうな大谷さんの話を聞いて、笑いをこらえている純子さん(^-^)「妹さん、いっつもお姉さんのかげに隠れるようにしてて、可憐な女の子やったぁ…」と遠い目をする大谷さん。人違いだと分かり、がっかりしている町子さん。町子さん、思いっきり勘違いしてましたね(^O^)
 
たこ芳。「孝子ちゃんのことやったんかぁ」と大声で笑うセンセ。「可憐な少女言うからおかしいなとは思てたんやけどな」と吹き出し笑い。大谷さんからの手紙をひらひらさせて「まぎらわしい書き方するほうが悪いんです」と町子さん。まぎらわしい?(笑)「けど、あんたの事もちゃんと覚えてくれてはったんやろ?木登りが好きで、カエル追っかけまわしてばかりいてるお姉さん、て」とセンセ、涙を流して笑い続ける(^O^)町子さんが勘違いしてた事は大谷さんには話さなかったようですね。
 
そして、翌日。
今週から始まった「<芋たこ>料理コーナー」
第1回目は鯛子さんも大喜びした、あの「鶏飯」です♪
講師は、徳永イシ先生(^O^)

<作り方・4人分>
①水でもどした干ししいたけ・戻し汁・鶏がら・水1ℓで、スープを作る
 ここに、ダシ昆布としいたけ・鶏のササミを入れます
 まずは、ササミから

②スープが煮立ったら、しょうゆ・みりん・だしの素・塩で味付け(しょうゆは色がつく程度に)

③火が通ったササミを取り出し、細かく裂く

④しいたけをしょうゆ・みりん・砂糖で味付けし千切りにする

⑤卵を薄焼きにし、千切りにする

⑥細ネギ・パパイヤの漬物・シマみかんの皮を薬味用としてみじん切りにする

⑦ごはんの上に鶏ササミ・しいたけ・卵・薬味を盛り、スープをかけたら完成!
 
居間。出来上がった鶏飯が食卓に並べられる。昨日から炊いてあった豚足も登場。「うわぁ~わたくし、豚のおみ足見たの初めてですぅ」とたじろいでいる純子さん。僕、豚足だいすき(^O^)塩とかからし味噌つけて食べるとうまいよね(^-^)センセに豚足を勧められる純子さん、恐る恐る口にするが「おいひい」と気に入った様子。大事なものを忘れてた、と黒糖焼酎を持ってくるセンセ。「初めて~」と言いながらお水もなしで一気に飲んでしまう純子さん(^-^)
豚は捨てるところが無い、とセンセ。大阪でも他なら捨てるところもちゃんと料理して食べる、と町子さん。ハモの皮はきゅうりと合えて酢の物に、クジラははりはり鍋とか関東炊き、それからウナギの頭のはんすけは焼き豆腐と炊く、と。一円の事を円すけと言っていた時分にウナギの頭が一山五十銭で売ってたらしい。だから半分の「はんすけ」という説があるが本当のところはよく分からないらしい(^^ゞ「あもあも」の時と同じようにうんちくですね(^^ゞ
「町子先生わぁ、小さい時からお料理好きだったんですかぁ」と、ややろれつが回らなくなってきている純子さん、いつのまにか一升瓶を抱えている(笑)「お父ちゃんが死んでから、お母ちゃんが働きに行くようになったでしょ。弟や妹のご飯を私が作るようになって…ま、自然と興味を持ち出して…」と町子さん。すっかり上機嫌の純子さん、センセに一升瓶を取り上げられる。そこに「ごめんください」と玄関から声が。「はぁ~い!」と金切り声で返事をする純子さんに頭を抱える町子さん(^-^)
 
孝子さんから段ボール箱の荷物が届く。添えられた手紙を読み上げる町子さん。「徳永健次郎様、町子様、先日は大変お世話になりました。夫も無事退院しました。夫婦で色々、話しました。これからもかよう続けていこうと思います。ありがとう。これは心ばかりのお礼です」
ふたを開けようとガムテープをめくる純子さん。何が出てくるのか楽しみな子供たち。「10年前、新婚旅行で行った八丈島で食べて病み付きになり、それから送ってもらっているものです」と手紙を読み上げる町子さん。ふたが開いたとたん、「くっさぁ~」と逃げ出す子供たち。「くさやの干物やぁ。これ、うまいねん」と嬉しそうに取り出すセンセ。家族のみんなは鼻を押さえて離れて見ている(^O^)くさやを摘んで町子さんの顔の前に出すセンセ。逃げ出す町子さん(笑)追いかけるセンセ。子供たちにもくさやを持って近づくセンセ。みんな、逃げてるやん(^O^)
「おとうちゃん」の週は感動の話から爆笑の話までたどり着き、こうして幕を閉じるのでした(笑)
来週は鯛子さんの出番も多そう(^_^)v

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永イシ 岩本多代
大崎俊平 櫻木健一
工藤貞男 荒谷清水
りん イーデス・ハンソン
大谷三郎 岸田敏志
徳永由利子 土岐明里
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守 
徳永隆 土井洋輝
徳永亜紀 畑未夢
劇団ひまわり
NAC
劇団東俳
日本芸能センター
キャストプラン
グレース
 
矢木沢純子 いしだあゆみ
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2006/12/15 (Fri)
<あらすじ>町子(藤山直美)が預かっていた孝子(メイサツキ)の子、良美(山崎奈々)が行方不明になる。予定していたピアノ教室のレッスンに来ていないという。そんなとき登(神保守)ら健次郎(國村隼)の子どもたちと一緒に良美が帰ってくる。登の野球の試合を一緒に見ていたという。ピアノのレッスンをさぼった良美をしかる孝子だが、町子は無理やりピアノを習わせている孝子を責める。そして良美は本当の気持を孝子に話すのだが…。
 
たこ芳。住職、30年ぶりに中学の同窓会に出席するらしい。そうかぁ、住職、52歳か(^-^)同窓会に初恋の人がくるのに、着てゆく服が無いので純子さんに見立ててもらった、というのが今回の騒ぎのいきさつらしい。よそ行きは衣だけ、10年間にカッターシャツ一枚しか買ったことないって住職(^^ゞ「口の堅い人やないとあかんやろ?」と言う住職に、むきになって怒る町子さんとりんさん(^O^)
「誰や、お住さんと矢木沢さんのロマンスやて…」とセンセに言われ、笑ってごまかす大崎のおっちゃんと工藤の大将(^-^)
 
徳永家居間。たこ芳から帰ってきた町子さんと孝子さん。「いっつも、あんな風にしてしゃべってるの?」と孝子さん。「たいがいはここでしゃべってる。子供たちが寝てから、二人の楽しい時間やから」と町子さん(^-^)孝子さんは子供の事や家計の事ばかりで、夫婦のお互いの事は話した事がないらしい。
 
そして、翌日の夕方。孝子さんからの電話に出ている町子さん。どうも良美ちゃんがピアノ教室に行ってないらしい。孝子さんを落ち着かせようとする町子さん。町子さんの声に心配して見に来たセンセ、町子さんと一緒に良美ちゃんを探しに行こうとする。そして由利子ちゃんも。
そこに登くんがユニフォーム姿で帰ってくる。「勝ったで!」と笑顔の登くんだが、良美ちゃんの事を聞かれ「え?良美ちゃんやったら…」とびっくり顔。そこに「ただいま~」と隆くん、清志くんが帰ってくる。そして良美ちゃんも。「良美、あんたどこ行ってたんよ」と驚く町子さんにうつむく良美ちゃん。
 
居間。「お稽古がいややったの?」と聞く町子さんだが、良美ちゃんは黙ってうつむいている。そばでセンセも黙って座っている。そこに「良美~」と孝子さんが血相を変えて入ってくる。「なんでお稽古さぼったの?理由言いなさい!」と声を荒げる孝子さんに、涙声になって「野球見たかってん。みんなと一緒に見に行きたかってん」と良美ちゃん。「あんた、黙ってそんなことしてええと思ったの?パパが病気のときにこんなえらいことして!なんかあったらママ、パパにどう言うたらええのよ!」と孝子さん。そんな孝子さんを応接間に呼び、「あんた、ものの考え方おかしいやないの」と詰め寄る。子供のためを思ってしている事、と孝子さんは言い張るが、町子さんにピアノ本当にが好きなのかと聞かれた良美ちゃん、「初めは好きやった…面白かった。難しい曲練習して弾けたら、ママに誉められて嬉しかってん。そやけどな、私、パパとキャッチボールでボールうまい事捕れたときの方がもっと嬉しかってん。友だちとしてて、遠いところまで投げられたとき、もっと嬉しかってん。嬉しかったから走って帰ってママに言うたら、ママ『したらあかん』て言うたけど、けど、野球してるときのほうが面白いねん!」と切々と語る。良美ちゃんの本心を聞いて呆然としている孝子さん。「パパにそない言うたら、またキャッチボールしてくれた。『ママには内緒やで』って言うてしてくれた。パパ、野球選手になりたかったんやて」と良美ちゃんに聞かされ、「内緒で…」とつぶやいて固まってしまう孝子さん。
 
じっと聞いていたセンセ、ゆっくり動き出し、「あのな、良美ちゃんの気持ちはよう分かった。けどな、あんたが今日してしまったことはええ事やとは言われへんな。ピアノのお稽古行く言うて違うとこ行ってたらあかんなぁ。ピアノに行きたないのやったら、はっきりとそう言わな」と良美ちゃんに話す。「あかん、て言われるもん…」と言う良美ちゃんに「あかんって言われても、どうしてもイヤやったら、お父ちゃんとお母ちゃんにちゃんと話、するんや。とことん話して、それでも『あかん』て言われたら、そのときは我慢せなあかん。あんたは、ふたりの子供なんやから」とセンセ。それを黙って聞いている孝子さん。
 
夜、居間。外から火の用心の拍子木の音が聞こえてくる。「ショックやったわぁ、キャッチボールしてたこと、内緒にしてたなんて。あの人がそんな事…」と孝子さん。「それはあんたへの気づかいやで」と町子さん。はっとして町子さんを見る孝子さん。「先にあんたらやで。しゃべって、しゃべって、とことんしゃべって、しゃべってしゃべってしゃべらなあかんのは、あんたら夫婦なんやて」と町子さん。黙って聞いている孝子さんに続けて「夫婦の会話というのはね、業務連絡や、子供の個人面談と違うねん。何が好きで、何に興味があって、今どう思てるの?あなたの事どう思てるの?私の事どう思てるの?って、お互い分かり合わなかんのよ。そして楽しまなあかん」と町子さん。何も言えなくなってしまう孝子さん。
やがてセンセが風呂から出てくる。町子さんが風呂に行き、孝子さんの前にビールを出すセンセ。「なんか、もう…ようわからへんようになってしもて」と苦笑し、ふさぎこむ孝子さん。そんな孝子さんを見ておもむろに立ち上がり、「楽天乙女」をテーブルに置くセンセ。「まだ、読んでへんかったんやて?ええご両親や。ほんま、ええ家族や」とビールを注ぐセンセ。「楽天乙女」を手に取り、表紙をじっと見ている孝子さん。<答えはその本の中にあるんとちゃいますか?>と言いたげに微笑んでいるセンセ。
 
早朝。まだ薄暗い徳永家にも牛乳が届く。起きてきた町子さん、階段を下りたところで「パタン」という音にドキッとする。恐る恐る仕事部屋をのぞく町子さん。泥棒かと思ったら、孝子さんが机にひじをついてまどろんでいる。「おはよ~う」と言う孝子さん、夜通し「楽天乙女」を読んでいたらしい。花岡家の集合写真を手に取り、「お姉ちゃんは、ちいちゃい時からずっと『小説家になりたい』言うて、今ちゃんとなってる。面白い事あったら『なぁなぁ聞いて!』て。。今でも家族中でしゃべってるわ。…良美は、私にもう何も言うてくれへんかもわかれへんなぁ」と涙ぐむ孝子さん。「あほなこと言いなさんな。そんなこと、あらへんて。あんたの子ぉやないの」と慰める町子さんに、うなづいて「今日からでも…あの人としゃべるわ!もっと色んな事、話する」と孝子さん。そんな孝子さんを抱き寄せて笑顔を見せる町子さん。いい姉妹ですね(^-^)そして孝子さんと良美ちゃんは自分達の家に帰って行きました。
 
夜、たこ芳。町子さん達がやってくると住職が先客で来ている。「矢木沢さんのおかげやぁ~」と上機嫌の住職。りんさんの話によると、同窓会でかなりモテモテだったそうな。初恋の人とは二次会のスナックまで一緒に行った、と鼻の下を伸ばしている住職(^-^)
大崎のおっちゃんと工藤の大将もやってくる。「どやった、守備は~」とおっちゃん。「顔見たら分かる、目じり下がりっぱなし」と町子さん。お相手も住職の事をちゃんと覚えていたと聞き、「菩薩の君かぁ~」とうらやましそうな町子さん。「写真、見るか?」と住職。もったいぶって取り出した写真を見せてもらったセンセと町子さん、住職のとなりに満面の笑みで写っているパーマ頭のふくよかな女性に絶句し、黙って純子さんたちに渡す。どれどれ、とのぞきこんだおっちゃんと大将も「菩薩さん…?」と固まってしまう(笑)「…というよりは大仏っあん」と町子さんに、よしなさい、と手でつっこむセンセ(^O^)「…やさしそうな方ですね」と言葉を選んで純子さん(笑)「そやろそやろ、全然変わってえへんのや。乙女のまんまや~」と嬉しそうな住職に「初恋やなぁ~」とりんさん。周りのみんなはあきれてしまっている(^-^)

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
大崎俊平 櫻木健一
工藤貞男 荒谷清水
りん イーデス・ハンソン
北村孝子 メイサツキ
北村良美 山崎奈々
徳永由利子 土岐明里
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守 
徳永隆 土井洋輝
花岡孝子(少女・写真) 中山桃
NAC
日本芸能センター
キャストプラン
劇団ひまわり
劇団東俳
ビックワンウエスト

一真 石田太郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
2006/12/14 (Thu)
<あらすじ>町子(藤山直美)は、預かっためいの良美(山崎奈々)が将来ピアニストを目指していて、聴く音楽のジャンルを制限されていることを知り、母親の孝子(メイサツキ)の教育方針の行き過ぎを心配する。健次郎(國村隼)の子・登(神保守)は、良美が野球が上手なのを知って練習試合を見にくるよう誘うが、良美は、ピアノ教室の日だからと断念する。一方、町子の秘書・純子(いしだあゆみ)と一真(石田太郎)が親密に…?

姪の良美ちゃんの姿に少しショックを受けた町子さん。
夜になり、孝子さんがやってくる。
 
居間。夕方は忙しくてゆっくり座って食べる時間は無い、と孝子さん。みんながそろう時間に食べれば、と町子さんは言うが、良美ちゃんを待たせるのは可哀想、と孝子さん。それを聞いてため息をつく町子さん。孝子さんは、良美ちゃんが宿題をしていたか見ていてくれなかった町子さんを逆に責める。
お風呂から出てきた良美ちゃんに宿題の事を聞く孝子さん。笑顔がさっと消える良美ちゃん。台所で牛乳を飲んでいた登くんと隆くんに町子さんも同じ事を聞くが、「してない。忘れていく」と冗談を言う。「町子おばちゃん、おやすみ」と子供たちが出てゆくのと入れ替わりにセンセがやってくる。センセ、いつも肩もみながら登場してません?(^^ゞ
町子さんが「おばちゃん」と呼ばれている事を気にする孝子さんだが、町子さんは笑って「私はねぇ、『お母さん』とは違うの。健次郎さんと結婚してね、あの子達と家族にはなったけど、あの子達にとって母親というのはこの世の中に一人だけ。せやから私の事『町子おばちゃ~ん』ってあの子達が呼んだとしても、これは間違いでも何でもないねんよ」と。うーん、と悩んでしまう孝子さん。
 
晩酌タイム。「子供一人で晩御飯食べさせる、てねぇ…」と町子さん。苦笑いしているセンセ。子供の頃、いろんな事を親に話していた町子さん、「聞いて聞いて、ってふつう言うたやん」と言いながら思い出したように、「あ、そや!聞いて聞いて!手紙の続き、聞いて!」とセンセに迫る。にやりとしてセンセに、「あんた、ちっちゃい頃からいっこうも変わってぇへんねんな」と言われ、「あ、ほんま?」と町子さん(笑)
 
一方その頃、商店街。工藤酒店の大将が寒そうに歩いていると、たこ芳から出てくる住職と純子さんを目撃する。身を隠している大将の後ろを「一真さんって意外と純情なんですね~」「誰にも言わんといてや。この歳になってこんな恥ずかしい事、町内の連中にはもう、死んでも内緒や」「わかってます。二人だけの秘密、恋は秘め事ですものね~」と住職と純子さん。二人が去った後、「…恋は秘め事?」と大将(^-^)
 
徳永家、応接間。卓上レコードプレイヤーで「小指の思い出」を聞きながら歌っている子供たち。居間からそれをニコニコして見ているセンセ。嬉しそうに歌っている子供たちの中で、良美ちゃんだけはきょとんしている。「知らんもん、こんなん」と良美ちゃん。「こんなに流行ってるのに?」と驚く由利子ちゃん。北村家では音楽はクラシックしか聞かせてもらえないらしい。。
「ほんならタイガースは?」と由利子ちゃん。ぱっと明るい顔になり「野球はスキ!パパと見る」と良美ちゃん。ジュリーがいるタイガースや、と説明する由利子ちゃんだが、ジュリーすら知らない良美ちゃん。ということは、当然サリーも知らないのね(^^ゞ
ピアニストの耳に歌謡曲は邪魔、という理由でクラシック以外聞かせてもらえない良美ちゃん、可哀想(>_<)そういえば昔、ピンレディ全盛の頃、勉強ばかりしていてピンクレディを知らない子供をテレビで紹介していたなぁ。。
レコードをそのままにして野球をしに出てゆく男の子達。それをじーっと見ていた良美ちゃん、「良美も行ってらっしゃい」と町子さんに言われ、喜んで追いかけてゆく。良美ちゃんはピアノよりも野球が好きみたい(^-^)
 
応接間。「楽天乙女」についての取材で記者とカメラマンが来ている。読者の反響が大変大きいと伺っている、と記者に言われ嬉しそうな町子さん。戦時中に同じような体験をした人から沢山手紙をもらっている、と町子さん。日曜日なのに取材が入り、臨時出勤していた純子さんが、記者に読者の手紙を参考に見たい、と言われて取りに行く。
 
しばらくして…。疲れた顔をして応接間から居間にやってくる町子さん。どうやら純子さんが、読者の手紙と一緒に大谷三郎さんからのラブレターも記者に見せてしまったらしい(笑)恥ずかしがる町子さんを「嬉しいじゃありませんか、昔のお知り合いがわざわざお手紙くださるなんて。可憐な少女に初恋、ロマンチックですわ」と慰める純子さん。差出人をまったく覚えていない町子さんに「あらま、なおさらロマンチック」と純子さん。手紙に住所も書いてなかった事を聞き、「ますますミステリアスで素敵…」と純子さん(^-^)そんな二人の会話を耳にして、ひひひと笑いながらセンセ登場(^O^)「嘘八百ならべてるだけや。あんたの気ぃ引こう思て適当に書いてはんのやがな」と笑うセンセに「嘘でもいいんですよ。嘘と思ってても、酔わせられるのが女は好きなんですものね」と純子さん。いつの間にか手紙の内容が嘘の事になってしまい、怒り出す町子さん(^O^)
 
子供たちが野球から帰ってくる。良美ちゃんが投げても守っても活躍したらしい。「ママに報告せなかんね」と笑顔の町子さんに、さっと表情が変わり「おばちゃん、ママには言わんとって。指けがしたらあかんから、したらあかん、て言われてんねん」と良美ちゃん。「あかんだらけやね…」と町子さん。守くんに明日の野球の練習試合を見に来るように誘われるが、ピアノのお稽古があるから行けない、と暗い顔になる良美ちゃん。
 
夜、居間。センセと孝子さんが、ご主人の手術の経過が順調な事を話している。みかんを持ってきた町子さん、あれやこれや今後の徳永家のイベントに誘うが、すべて「主人に聞いてみる」と答える孝子さん。「自分で判断しなさいよ」とあきれる町子さんに、「そうかて主人やもん!」と言い返す孝子さん。あきれるセンセと町子さん。
「あなたがかんだ♪こゆびがいたい♪」と子供たちが「小指の思い出」を歌いながら行進してくる。ニコニコしながら歌っている子供たちに町子さん、「ねぇ、ちょっとみんな。その歌の意味、分かってんの?」と聞く。「分かってるで。『神田さんの歌』や!」と清志くん。それを聞いて吹き出すセンセ(^O^)「あなたが、神田!」と指を差し合って歌う男の子達。「彼らの国語力が心配です」とあきれる町子さん(^-^)一緒になって笑っていた良美ちゃんだったが、不機嫌そうな孝子さんの様子に気づいて、すーっと笑顔が消える。
子供たちが出て行った後、良美ちゃんをもっと遊ばせてはと町子さんが言うが、習い事はつらいもの、子供のため、休んだらお稽古代がもったいない、と聞く耳を持たない孝子さん。歌謡曲も聞かせたくないから気をつけて、とまで言われてしまい、ため息をつく町子さん。
 
その頃、たこ芳では…。住職にピンクのチェック柄のシャツをあてがい「わぁ~お似合いですわぁ」と純子さん。派手じゃないかと気にする住職だが、純子さんに素敵と言われて照れ笑い。そんな様子を店の外からガラス戸越しに見ている大崎のおっちゃんと工藤の大将。「ぼんさん、はしゃいでるがなぁ~頭まで真っ赤になってゆでダコみたいになって」と大崎のおっちゃん(^-^)「確かに聞いたんや。『恋は秘め事、内緒にしときましょ、うふふ』て」と大将。大崎のおっちゃんは純子さんが洋品店で男物を買っているのを目撃したらしい。「…さてはふたりは!」「まさかなぁ…」とこそこそ店内をのぞくふたり。そこにセンセが「なにしてんねや?」とやってくる。ぞろぞろと町子さんと孝子さんもやってくる。店に入ろうとする町子さんたちを制止して「今入ると、ショッキングな風景が」と大将。もめている声にりんさんが戸を開けると店の中に転がり込むおっちゃんと大将。町子さんも転倒し、センセも続く(^O^)助けようとした孝子さんまでその上に…と大騒ぎ(^-^)

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永イシ 岩本多代
大崎俊平 櫻木健一
工藤貞男 荒谷清水
りん イーデス・ハンソン
北村孝子 メイサツキ
北村良美 山崎奈々
徳永由利子 土岐明里
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守 
徳永隆 土井洋輝
徳永亜紀 畑未夢
記者 土方錦ノ助
カメラマン 上西雅彦  
花岡孝子(少女・写真) 中山桃
NAC
日本芸能センター
キャストプラン
劇団ひまわり
劇団東俳
グレース

一真 石田太郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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