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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/11/25 (Sat)
<あらすじ>徳永医院に先日診察を受けた作業員が担ぎ込まれる。酒ばかり飲んで食事をせず、意識がもうろうとしている。健次郎(國村隼)が手当をするが、病院に搬送することに。その様子を見て怖くなった隆(土井洋輝)はハンストに挫折する。そして、ヒーローのショーの招待を断り、友人の誕生日会に行く。その数日後、近所のスナック「アムール」でヒーローのサイン会が行われ、隆は仮面をつけたヒーローに出くわすのだが…。
 
徳永医院に担ぎこまれた公園暮らしの牛山さんは餓死寸前だった。「なんでこんなになるまで放っといたんや!」と怒鳴るセンセ。何も言い返せない耕助さんに「酒しか飲んでなかったんやろ。あんたもこうなりたいか。今の生活続けとったら、いつこうなってもおかしないぞ。そうなりたいかっ!」と叱責するセンセ。恐怖を覚え、震えが止まらなくなり椅子にしゃがみこむ耕助さん。そんな耕助さんをおじいちゃんが診察室から外に連れ出す。入れ替わりに出勤してきた鯛子さんがあわてて入ってくる。センセの指示に、てきぱきと動く鯛子さん。シリアスなシーンなのでいつものぼけは…やめときます(汗)
 
待合室につれてこられた耕助さん、呆然としている。由利子ちゃんが電話がかかってきた、と町子さんを呼びに来る。町子さんのかわりに隆くんのとなりに座るおじいちゃん。「おっちゃん、病気やの?」と聞く隆くんに「うん…」とおじいちゃん。「餓死やなんて…」とつぶやく耕助さんに「餓死ってなに?」と不安そうに聞く隆くん。「ご飯食へんかったらな、ああなってしまうんじゃ」と診察室をアゴで指すおじいちゃん。驚いたような顔をして目を伏せる隆くん。
 
しばらくして、診察室前廊下で町子さんとセンセ。センセの話では餓死寸前だった牛山さん、命は取り留めたが障害は残るらしい。隆くんは「ふらふらするから」学校をお休み(笑)「当たり前や」と笑うセンセ。
 
2階から降りてきた隆くん、廊下をやってきた町子さんを見つめ「おばちゃん…」と一言。真剣な顔で「はい…」と、町子さん。
場面変わって居間。テーブルの上に置いてある、ウインナー・スパゲティ・ハンバーグ・玉子焼きなどが並んだ大き目の皿に嬉しそうに箸を伸ばす隆くん。それをニコニコ見ている町子さん。
 
<町子さんと隆くんの微笑ましいシーン>
隆「おっちゃん、どうなんのやろ?」
町子「大丈夫、やて」
隆「ほんま?」
町子「お父ちゃんが、おっちゃんの命を助けはったんやで。かっこええなぁ~」
隆「うん!」
町子「ウルトライダーみたいやなぁ。『見参!』ふふふ」
隆「(笑)」
 
守くんの誕生日に行く、と言い出す隆くん。ライダーショーより先に約束していたから、と。「ライダーのお兄ちゃんにごめん、て言うといてな」と言ってにっこり笑い、ご飯を食べる隆くん。
<隆のハンストは、こうして無事、挫折しました>っていうナレーション、おかしいよ(^O^)
 
誕生日会の翌日。一人の男が徳永医院の前にやってくる。受付にいたイシさん、ドアの開く音に「すみません、午前の受付はもう…」と言いながら男の顔を見る。よくよく見るとそれは、無精ひげをきれいに剃り、背広姿の耕助さんだった。笑顔で深々と頭を下げる耕助さん。
 
待合室。「仕事見つけたんか」とセンセ。照れながら「ビラまきとサンドイッチマン…日雇いやけど」と答える耕助さん。ニコニコしながら聞いているイシさん。「なんでまた働く気になったんや?」と聞くセンセに恥ずかしそうな顔をする耕助さん。そしてカウンターの上にあるガラスの割れた時計に目をやる。おお、先日予想したとおり、時計屋さんだったんだぁ(^O^)時計を見る目がなんか愛しいものを見るような感じだったもんね。耕助さん、祖父が始めた時計屋を自分の代でつぶしてしまって自暴自棄になっていたようです。ため息をつく耕助さんに「あんたまだ、若いんやから」とセンセ。「日当もろたら、診察代と時計のお詫びは必ず」と言う耕助さんに笑顔でうなずくイシさんとセンセ。
 
居間で新聞を読んでいるセンセのところにおじいちゃんがやってくる。今朝、栄養失調の牛山さんの面会に行ってたらしい。少し快復したようだ。おじいちゃんの話を聞き終わって立ち上がろうとするセンセ、ふと座りなおして「あのなぁ、お父ちゃん」と切り出す。
「人の面倒見たり、酒振舞うのもええねんけどな、限度があるで」とセンセ。「一番年かさのモンがご馳走するのが礼儀」と言うおじいちゃん。困ってるときはお互いに助け合う、奄美では知らん顔しているものはいない、とも。そんなおじいちゃんに、それも分かるが歳だし、ここは奄美ではないからもう少し考えて欲しい、小遣いが欲しいときは言って、とセンセ。苦笑いをしてセンセを見るおじいちゃん、うんうんうん、とうなずく。
 
りんさんの店。センセがやってくると、町子さんと純子さんが先客でいる。町子さんから一枚の紙切れを見せられるセンセ。
 
<スナック・アムールのチラシ>
きたる日曜日 ウルトライダーあらわる!!
スナック・アムールにてサイン会
★午後1:00~3:00 先着50名様
このチラシご持参の方、ボトル2割引致します
 
指鳴らして「これや!」って言ってたのはこれのことかぁ(^^ゞ「スナックに子供集めてどうするんでしょう」と言う純子さんに、日曜に子供づれの父親が結構いるからあながち間違いじゃない、とセンセ。「そんなにうまくいくんでしょうか…」と笑う純子さん(^-^)
 
数日後の日曜日。スナック・アムールの前。扉に貼ったポスターの文字が「ウルトライター」になっているのに気づいた晴美さん、あわてて「゛」を書こうとすると中からママが出てくる。そしてウルトライダーも。ん?この顔は…耕助さんだ(^O^)
耕助さんが店の影でジュースを飲んで休憩している。店の前には数名の子供たち。そこに隆くんがやってくる。友達に「うそつき」とののしられつらそうな顔の隆くん。そんな光景を目にした耕助さん、ウルトライダーの姿で隆くんの前に飛び出す。おどろく隆くんに「お父ちゃんに渡してほしいんや」と言って小箱を手渡す。ウルトライダーが隆くんに「友達なんだ」言うのを聞き、「友達やて」と騒ぎ出す子供たち。「そしたら、またな、トクナガくん!」とヒーロー口調の耕助さん、さっそうと、とは言えない走りで去ってゆく(笑)「友達、ってホンマやったんやなぁ」と友達に言われ、嬉しそうに小箱を見つめる隆くん。
サイン会が始まり、「ウルトライダー 正義は勝つ!!」と色紙に書き込む耕助さんだか、かなり疲れて手首も痛そうである。弱いヒーローやなぁ(^^ゞサイン会に来るのは子供ばかりで、当てが外れて不満そうなママ。
 
晩酌タイム。耕助さんが隆くんに渡した箱の中身は目覚まし時計だった。「ハンストやと。あほなことしてからに」と言うセンセに、「簡単に食べられる時代やから、ハンストも簡単にしてしまう」と町子さん。そして、戦争中のことを語りだす二人。「よぅ~生きてたねぇ…」としみじみ言う町子さんに「よぅ生きてたな」とセンセ。好きな本も空襲で焼け、残った本も食べ物に換えた。だから本をよう捨てん、と町子さん。「忘れたらあかんことまで、遠くになってしまう」と言った町子さん、さっと表情が変わり、「わたし…書かなあかん」とセンセを見つめる。そして、翌日から町子さんは戦中・戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き始める。
 
来週からは「女学生編」ですね。楽しみ♪

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永イシ 岩本多代
片平鯛子 小西美帆
りん イーデス・ハンソン
和田秋恵 三島ゆり子
耕助 建蔵
牛山 坂俊一
晴美 美晴
徳永由利子 土岐明里 
徳永隆 土井洋輝
奈木野聖也
三田村陽斗
 
徳永喜八郎 小島慶四郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
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2006/11/24 (Fri)
<あらすじ>町子(藤山直美)が雑誌を捨てている子どもをしかったことが町内で話題になっていた。一方、隆(土井洋輝)に、子ども番組のヒーローを演じている河原崎(海部剛史)からショーの招待が届く。喜ぶ隆だが、その日は工藤酒店の息子・守の誕生日会にも誘われていた。隆は誕生日会を断ろうとするが、健次郎(國村隼)から誕生日会に行くよう言われる。「ヒーローと友達」と友人たちに言ってしまった隆は、ショーに行くためハンストで健次郎に抵抗する。

町子さんが雑誌を捨てている子供を叱った事が、町内で話題となっていました。
工藤酒店に、大崎夫婦と住職が来ている。捨てた子供が悪い、と住職。明るいうちから飲んでる住職は悪くないのか(^^ゞ子供が欲しがったら買い与えるかも、と大崎のおっちゃん。それを聞いて「甘い!」とカウンターを叩くおかみさんと佐和子さん。守くんが5冊も買ったのも、どうやら大将が買ってあげたようです。これからはビシッと行く、と言って「ビシッ!」と手振りを交えて大将。口で言うだけか(^O^)
そんな時、守くんが学校から帰ってきて「理科で100点取ったよ」と答案を見せる。「そうかそうか!ほな、なんか好きなおもちゃでも…」と言う大将をジロッと見る一同。急にテンションが下がって「買うたつもりで貯金しときや」と大将。川柳は作るし、理科は100点だし、すごいねぇ登くん(*^o^*)
 
数日後。居間で町子さんが新聞を読んでいる。片隅に「懸賞プレゼント中止へ」の文字。やはり、子供が本を捨てる事が問題になっていたようです。「ライダー騒動、一件落着かぁ~」とため息をつく町子さん。ここでナレーション「ところが、ウルトライダーをめぐる騒ぎにはまだ続きがあったのでした」と。え…
 
子供部屋。隆くんがひとり、勉強机で封筒からウルトライダーショーのチケットを取り出している。「ウルトライダーとあくしゅしてもらえるぞ」の文字が泣かせるねぇ(^O^)先日、徳永家に来たライダーのお兄さんから届いたんですね♪「わぁ!」と喜びの声を上げる隆くん。ふと背後が気になって振り返り、またチケットを見て「わぁ~!」と大喜びして胸に当てる。満面の笑みでライダーポーズをきめる隆くん。
 
台所で町子さんが食事の支度をしている。居間では登くんの勉強を清志くんが見ている。「運動」を「運同」と書き、清志くんに「なんでやねん!」とつっこまれる登くん。続いて「自動車」をいきなり「白」から書き始める登くん。これでは漢字テスト0点ってうなずけます(^^ゞ「動物園」を書くように言われてもさっぱり分からない登くん。。「そんなことやったら、いつまでたっても0点やで」と言う清志くんに「分かれへんねんも~ん」とおどける登くん。登くんには努力が足らないと言う清志くんに、町子さんは「努力てね、人が無理強いするもんと違うの」と言う。そんなところにセンセが廊下を通りかかる。努力は自分が気づいてするものかぁ。すみません、僕は努力が足りないようです(汗)
清志くんにだけ聞こえるように「ありがとうね」と小声で町子さん。こっくりとうなずいて静かに立ち去る清志くん。当の登くんは、全然話を聞いてなくてライオンの絵を描いてたみたいです(^O^)この子は絵の才能があるんでしょうね。そんな光景を見てにっこりし、鼻の横をこすって去ってゆくセンセ。
 
徳永医院前。先日、時計を壊した男が寒そうに身を縮めて、咳き込みながらやってくる。待合室に上がる男を見て、迷惑そうな顔をするイシさん。薬だけ欲しいと言う男に目も合わせず、診察しないと出せない、ときっぱり言うイシさん。それでもしつこいのでイシさんに「あきません!」と言われ、しょんぼりして、傍らにある割れたガラスをつないだ時計を見る男。あ…と声にならない男。そこにセンセが来て窓口から男を見る。センセの姿を見てあせって帰ってゆく男。その横に鯛子さんが、何事もなかったように次の患者さんを呼びに来る。え?鯛子さんの出演シーンは今日はこれだけ?(笑)ため息をつき、「しゃあない奴やなぁ」と苦笑いするセンセ。
 
スナック・アムール。ママが大あくびをしながら出てきて背伸びをしている。そこに従業員の晴美さんが出勤してくる。手にはウルトライダーショーのチラシを持っている。
 
<ウルトライダーショーのチラシ>
大阪中央ホテル主催 ウルトライダーショー
みんなの正義の味方ウルトライダーが
大阪中央ホテルに出現した悪の怪人チョリゾーから
地球を守るためあらわれるぞ!
日時 12/3(日) 大阪中央ホテル7F大ホール
1回目・午前11時~12時 2回目・午後2時~3時
●ショーの後でウルトライダーが握手してくれるよ!
 
「怪人チョリゾー」って怖そうじゃないなぁ(^O^)晴美さんからウルトライダーの人気を聞いて「よっしゃ!それや!」となにか思いついて、指を鳴らすママ。
 
工藤酒店。大将が配達から帰ってくる。とそこに守くんが登くんと隆くんたちと一緒に帰ってくる。大将が日曜日の誕生日会のことを話し出すと急に暗くなる隆くん。不思議そうに「どないした?」と聞く大将に、「僕な、行かれへんねん。用事あんねん。」と隆くん。登くんに何の用か聞かれると走っていく。泣き出してしまう守くん。
 
徳永家居間。帰宅した隆くんたちに「おかえりなさい♪」と声をかける純子さんだが、子供たちの様子がおかしいことに気づく。登くんに日曜日の行き先を問い詰められ、「どこでもええやろ!」と言って泣き出す隆くん。泣き声を聞きつけて町子さんがやってくる。登くんから、隆くんが別の用事があるから誕生日会に行かないと言っていることを聞いた町子さん、「お誕生日会よりも大事な用事なの?」と聞く。泣きながら「…ライダ…」とつぶやく隆くん。町子さんは何の事かわからないようだが、純子さんは気づいたようだ。
 
隆くんを前に、ウルトライダーショーのチケットを手にして「あかんな。こっち行くのは、あかん」とセンセ。悲しそうな顔でじっとセンセを見つめる隆くん。「おとうちゃん…」と言う隆くんを残し往診に出かけるセンセ。う~ん、さすがにOKはもらえないでしょうね。。待合室までセンセを追いかけてきた町子さん、「健次郎さん」と声をかける。招待されていたことを知っていたのかと問われ、首を横に振る町子さん。そこに「すいません、あの、あたし…」と純子さんが走ってくる。知っていたのに伝えなかったことを詫びる純子さんに、あなたのせいではない、とセンセと町子さん。ドアを開け外に出ようとするセンセのもとに隆くんが駆け寄ってくる。
 
<隆くんの名演技シーン>
「ぼく、行く!行きたいねん!おとうちゃん、行かして!お願いやから!」
センセ「友達の誕生日会、行くて約束したんやろ」
「ライダーはおばちゃんのお友達やて言うたもん!な!おばちゃん、そうなんやろ?ええやろ?行っても!なぁ!なぁ!お願いっ!」
 
隆くんに泣きつかれるが、じっと隆くんを見つめるだけで何も言えない町子さん。「しつこいぞ!あかん言うたらあかん!」と言って出てゆくセンセに追いすがろうとするが、バタンとドアを閉められ頭をぶつけてしまい、しゃがみこんで泣き出す隆くん。そんな隆くんの姿を見て駆け寄り、強く抱きしめる町子さん。
 
居間。泣き止んだ隆くんと町子さんのところに、清志くんと登くんがやってくる。「なんでお前だけ招待…」「なんで黙っててん、ずるいやろ」とふたり。隆くんが誕生日会に行かないことを怒りにきたと思いきや、自分たちもライダーショーに行きたかった様子のふたりにあきれている町子さん。「おばちゃん、ひいきや。隆だけひいきした」と言われ、それは違う、と首を振る町子さん。純子さんも事情を説明するが、「えこひいき!えこひいき!」と手拍子で不満をぶつける清志くんと登くん。困惑気味の町子さんの横で隆くが泣き出してしまう。そんな子供たちを見て、おもむろに立ち上がり「うるさ~~い!!」と怒鳴り声を上げる純子さん。「隆くんも泣くんじゃないの!」と怒鳴られ、ぴたっと泣き止む隆くん(笑)そして、大声を出したことを急に恐縮する純子さん(^^ゞ
隆くんが黙って部屋をかけ出すと、蚊の鳴くような声でえこひいきコールを続ける清志くんと登くん(笑)あんまりしつこいと、純子さんの手が飛んでくるかもよ(^O^)
 
夜、徳永家居間。みんなが食事をしているところにセンセが帰ってくるが、隆くんだけ姿が見えない。ご飯も食べずに部屋に閉じこもったようです。センセは「ほっとけほっとけ」と、いつものように楽観しているが、なかなか部屋から出てこない隆くん。町子さんが子供部屋に呼びに行くと、戸に「たちいりきんし」と赤い字で書かれた張り紙。戸を開けようとする町子さんだが、中から隆くんが必死に押さえている。どうやら友人たちに「ライダーの友達」と言ってしまった手前、ショーに行かないとうそつきにされてしまうのが怖いらしい。それを聞いた町子さん、無理に開けようとしていた手の力をゆるめ、ため息をつく。暗い子供部屋で泣き続ける隆くん。
 
晩酌タイム。沈み込んでいる町子さんをチラチラ見ながら酒を飲むセンセ。廊下から足音が聞こえたので隆くんかと思い腰を浮かす町子さんだが、帰ってきた晴子さんが見えたので、つい「なんや、晴子さんか」と言ってしまう(笑)それを聞いてムッした感じの晴子さん、こわ~(^^ゞ
ハンストしている隆くん、布団の中でお腹が鳴って手で押さえてます(^-^)
「泣きみそのくせに頑固やからねぇ」と晴子さん。「ええがな、ほっとけ」とセンセ。立ち去ろうとした晴子さん、思い出したように「あ、公園のおっちゃんら、今日もようけ来たん?客引きも困るけど無料診察もなぁ…『診療所つぶす気か』て、お父ちゃんに言うといて」と言い残して出てゆく。「そんなもんでつぶれるかっ」とムッとするセンセ。町子さんは相変わらずブルー。
 
翌朝、徳永医院前。おじいちゃんの指定席に隆くんが座って小石を投げている。そこに鹿児島の男を背負って時計壊しの男が血相を変えて走ってくる。う~ん、鹿児島の男は「牛山」で、時計壊しは「耕助」ね(^^ゞ「センセ、いてる?」と聞く耕助が背負っている男のただならぬ様子に驚き病院にかけこむ隆くん。
 
診察室。センセたちがあわただしく入ってくる。ベッドに寝かされた男を診ているセンセに、「朝、ベンチでぐったりしててん」と言う耕助。苦しそうな息をしている男。そんな様子を影から見ている隆くんを待合室につれて行く町子さん。「あの人、死ぬの?」と真剣なまなざしで町子さんに聞く隆くん。「大丈夫。お父ちゃんがちゃんと助けはるから」と町子さんに言われるが、気になってまた診察室をのぞきに行く隆くん。そこにはきびしい表情で診察しているセンセの姿が。。
今週は問題山積みで、今日までなにも解決してないんですけど、明日の15分でどう着地させるんでしょ。

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永晴子 田畑智子
徳永イシ 岩本多代
片平鯛子 小西美帆
一真 石田太郎
大崎俊平 櫻木健一
大崎佐和子 瀬戸カトリーヌ
工藤貞男 荒谷清水
和田秋恵 三島ゆり子
工藤タエ 桂あやめ
晴美 美晴
耕助 建蔵
河原崎 海部剛史
牛山 坂俊一
徳永由利子 土岐明里 
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守
徳永隆 土井洋輝
徳永亜紀 畑未夢
工藤守 田中祥平
  
徳永喜八郎 小島慶四郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
2006/11/23 (Thu)
<あらすじ>新たな作業員たちが徳永医院に詰めかける。先日喜八郎(小島慶四郎)が連れてきた作業員を健次郎(國村隼)が無料で診察したことが広まったのだ。一方町子(藤山直美)は、路上で雑誌を読まずに捨てている小学生の子どもを見かける。景品がもらえる抽選ハガキを目当てに雑誌を買いあさっていることを知ると、町子はすごい勢いでしかりつける。そして、先日出版社から届いた景品のことを思い出し、町子を複雑な気分にさせる。

打ち合わせで外出していた町子さん、天満北商店街を歩いている。たこ芳の角を曲がり、スナック・アムールの前を通り過ぎ、工藤酒店の前。おかみさんに怒られている息子・守くん。守くん、今日は坊ちゃん刈りじゃないんだね(^O^)ウルトライダーの剣プレゼントの応募はがき欲しさに、同じ月の「月刊冒険少年」を5冊も買ったらしい。複雑な表情で、縛られた雑誌を見ている町子さん。
今度の日曜は守くんの誕生日会らしい。誕生日会って最近でもやってるかな?僕は小学生のときやってもらったし、友達の家にお呼ばれしたこともあったけど。
 
たこ芳近くの路地。隆くんが友達に「うそつき」と言われてムッとして歩いている。ウルトライダーが家に来た、と友達にしゃべったようだ。それを信じてもらえない隆くん。まあ、「ライダーの友達」ってのは言い過ぎたかな?(^^ゞ「うそちゃうもん!」と言って駆け出す隆くん。「うそつき~」と追いかけてゆく友達たち。
 
徳永医院待合室。労働者風の男たちがいっぱい座っている。そこにまた「ここやとタダで診てもらえて、薬もくれはるて聞いてきたんやけど」と男が二人やってくる。どうやら先日泊めた、公園で寝泊りしている鹿児島出身の男から聞いてきたようだ。窓口に首を並べて待合室の男たちを見ているセンセとイシさん、晴子さんと鯛子さん。鯛子さんの表情がくるくる変わるのが面白い(^-^)
病人を追い返すわけには行かない、とセンセ。無料で見てくれると言う噂が広まるのを懸念する晴子さん。深いため息をつくイシさん。おじいちゃん、大変なお客さんを招いちゃいましたね(>_<)
 
徳永医院前。月刊冒険少年の「ウルトライダー懸賞係」のはがきを切り取る子供がふたり。「今度は当たるかなぁ」と言いながらポイッと雑誌をゴミ箱に捨てる。それを見かけた町子さん、子供たちを呼びとめるが、全然悪いことをしたと思っていない子供たち。おまけに「ホッチッチ かもてなや お前の子でなし孫でなし」とまで言ってのける。自分のお金だから何してもいいと言う子供に町子さん、一人の子供の腕をつかんでお説教を始める。町子さんの怒鳴り声に驚いてひとりは逃げてしまう。
 
<町子さんのお説教>
「この本はねぇ、毎月毎月みんなに喜んでもらおう思て、一生懸命マンガ描いている人がいてるのよ!それ印刷する人、それ本にする人、それをわざわざ本屋さんに運ぶ人。この一冊の本の中にはねぇ、たくさんの人の努力が詰まってんの。アンタそんなことも分からんと本買うてたんかいな!!」
 
町子さんの怒鳴り声に泣き出してしまう子供。さらに町子さんは子供に怒りをぶつける。町子さん、小説家だから本については熱くなりますね。ふと気づくと、町子さんたちの周りに人だかりができている。理由があって叱っていることを知ってもらおうと「違うんです」と群集に呼びかける町子さん。
「泣いたらあかんよ~」と子供をなだめる町子さん。そんな様子を清志くんにも見られてしまう。何を言っても泣き止まない子供に町子さん、「泣きなぁ!」とまた大声を出してしまう(笑)さらに激しく泣き出す子供。
 
仕事部屋。町子さんから話を聞き、「それは怒って当然ですぅ~」と純子さん。「誰かが教えなきゃいけないのに…親が子供の感覚をおかしくしてるんです」という純子さんの言葉を聞いて、はっ、と出版社からライダー剣をもらったことを思い出し、複雑な心境の町子さん。
 
待合室。鯛子さんが様子を見に来る。作業者風の男たち、減るどころかますます増えている。座る場所がなく床に座っている者もいる。一般の患者さんたちも窮屈そうだ。そんなとき、またひとり男がやってくる。うんざり、といった感じに顔をしかめる鯛子さん。
 
診察室に鯛子さんが戻ってくる。「減りませんよ~、それどころか次々来てます」と鯛子さん。「読みが甘かったか…」とセンセ。「口コミでどんどん広がってますね。『タダで診察して薬くれる』って」と言う鯛子さんを情けない顔で見上げるセンセ(^-^)「他の患者さんも困ってはりますし…」と鯛子さん。困った顔で待合室に男たちを呼びに行くセンセ。
 
診察室に男たちがぞろぞろ入ってきてセンセの前に並ぶ。「ほな皆さん、上着脱いで胸見せて」とセンセ。しかし、別々に見て欲しいと言う男。一人ずつ診ていたら時間がかかると言うセンセに、「わしら構へんで。どうせひまやし、控え室には新聞もあるから」と、うだうだ言っている男たちにしびれを切らし「さっさと脱ぐ!」と怒鳴る鯛子さん(^O^)鯛子さんの声に圧倒される男たち(^-^)
 
夕方になり、おじいちゃんが帰ってきて、徳永医院の前の指定席に座る。そこに診察がすんで出てくる作業服の男、おじいちゃんに感謝して手を握る。「大事になぁ」と男を気遣うおじいちゃん。
 
診察室。最後にやってきた男が診てもらっている。若いのに働こうとしない男を色々と気にするセンセ。しかし、男は「うるさいなぁ、説教は勘弁してぇな」とはき捨てる。眉間にしわを寄せてむっとしている鯛子さん(^-^)男の健康と仕事を気にするセンセに、「俺の人生、俺の自由にするわ」「ホッチッチ かもてなや お前の子でなし孫でなし」と鼻で笑って出てゆく男。「腹立つぅ~」とくやしそうな顔をする鯛子さん。今日は鯛子さんのいろんな表情が見れますね(^-^)
 
待合室。イシさんから薬をもらっている男たち。診察代をタダするわけにはいかないので立替という形にするため住所と名前を書かせるイシさん。最後の男にも書いてもらおうとするが、イシさんの手から薬をさっと取り上げ、「そんな金あったら、酒飲みますわ」と不敵な笑いを見せる。「若いのに命を粗末にしなさんな!」と一喝するイシさんにさっと表情が変わり、受付に置いてあった置時計を手にする男。じ~っと時計を見ている。もしかして、この男、時計屋さんだったとか?それか、自分の人生を時計の針に重ねてみていたのかも。。
 
徳永医院前。「ガシャン!」という音とともに男が飛び出してくる。待合室では時計のガラスフードが粉々になって床に転がっている。時計をゆっくりと拾い上げるイシさん。そこに「きょうはようけ来よったなぁ」とのんきに笑いながらおじいちゃんが来る。「お父さん、ええ加減にしてください!」と震える声でイシさん。お金は自分が払うと言うおじいちゃんに、「ここから持ってったお金で払っても意味ないでしょ!」と受付を指差すイシさん。怒りでうち震えているイシさんを見て、二の句が告げないおじいちゃん、こそこそと去ってゆく。
 
たこ芳。おじいちゃんが贈った提灯が明々と光っている。りんさんに今回のことで迷惑をかけたことをわびる町子さんとセンセ。「奥さんのせいと違いますやん」とにこやかに笑うりんさん。
お互いの今日あった出来事を語り合う二人。ここんとこ、くよくよしている町子さんをセンセが諭すみたいなシーンが多いですね(^^ゞ

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永晴子 田畑智子
徳永イシ 岩本多代
片平鯛子 小西美帆
りん イーデス・ハンソン
工藤タエ 桂あやめ
耕助 建蔵
工藤守 田中祥平
徳永清志 小椋悠聖
徳永隆 土井洋輝
伊田まさき
杉迫義昭
勝野健三
森本邦彦
吉本壮一
奈木野聖也
湯冶迅人
三田村陽斗
NAC
キャストプラン
劇団ひまわり
 
徳永喜八郎 小島慶四郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
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◆田辺聖子作品
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