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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/02 (Sat)
<あらすじ>女学生の町子(尾高杏奈)は、むちゃな請負をする祖父・常太郎(岸部一徳)と勝手に仕事を断る父・徳一(城島茂)との口論が憂うつだった。そんなとき、常太郎が夏バテで伏せるが、すぐに回復し、徳一に商売の仕方をこんこんと話す。それから間もなく、常太郎は急死する。徳一は、弟の茂(西川忠志)に常太郎が死ぬ前に託した通帳と土地の権利書を見せると…。また、知らせを聞いた歌劇団の古城あやめ(愛華みれ)が訪ねてくる。

信次くんが別れも告げずに東京に帰ってから数週間、夏も終わろうとしているある日の事。裏玄関先で町子ちゃんがポパイにエサをやっている。ポパイが食べているのをぼんやり見ている町子ちゃん。無気力に立ち上がり、庭木に水をまきだす。もっとエサが欲しい感じのポパイ(笑)
ため息をつく町子ちゃんの耳に常太郎さんと徳一父ちゃんの言い争う声が聞こえてくる。
 
座敷。「なんでまた勝手に断ったんや?」と徳一父ちゃんを責める常太郎さん。演奏会の撮影を依頼された日は人手が足りないので断った、もっと丁寧な仕事がしたいと訴える徳一父ちゃん。苦々しい顔をして黙ってしまう常太郎さん。これ以上話しても仕方ないとばかりに立ち去る徳一父ちゃん。そんなふたりの様子を垣間見た町子ちゃん、憂鬱になる。
 
ある日の事。女学校から帰宅した町子ちゃん、家の中に入るとしーんと静まり返っている。座敷、食堂も見に行くが人の気配が無い。お勝手場で考えあぐねていると、和代さんがお盆にお茶をのせてやってくる。「おじいちゃん、倒れはって…」と聞き驚く町子ちゃん。
 
布団で寝ている常太郎さんの額の手ぬぐいを交換しているイトさん。そこに町子ちゃんが入ってきて、常太郎さんの顔をのぞき込み、声をかける。「ああ、町子か。おかえり…そんな顔しいな。ちょっとめまいがしただけや。大袈裟なんや、みんな。夏バテや、ははは…」と力無く笑う常太郎さん。イトさんは苦笑いしているが、町子ちゃんは心配でたまらない。
 
食堂。バアバア婆ちゃんが常太郎さんのいない席を気にしている。それに気づいた茂さん「大した事のうて良かったやんか」と陽気に振舞う。それを聞いてバアバア婆ちゃん微笑む。「疲れやわ。この夏はなんでかまた張り切って仕事をよう取ったからなぁ」と徳一父ちゃん。「もっと大きいしたいんやろか?体壊してまでもうけてどないすんねんなぁ?」と笑いながら天を指差す茂さん。「おじいちゃん、どこが悪いの?」と聞く孝子ちゃんに、「心臓がな、ちょっと、弱ってるんや」と徳一父ちゃん。「心臓」と聞いて心配になる町子ちゃん。
イトさんが常太郎さんのお膳を持ってくる。「食べた?お父ちゃん」と聞く徳一父ちゃんに「それがな…」と困惑した顔のイトさんだが、「ペロッと」と言って空になったお茶碗を見せる。「おかわりやて」と聞き、笑い出す家族。常太郎さんの回復は周囲の予想を上回る速さのようです。
 
写場。徳一父ちゃんが出張撮影から疲れて戻ってくると、常太郎さんが窓から差し込む夕日に照らされ、丸テーブルに置かれた写真を手に取り眺めている。「もう起きてええのんか?」と声をかけられ、無言で振り返り、右手を軽く上げ微笑む常太郎さん。
 
夜になって。写場で常太郎さんが昔話を熱く語っている。何度も聞かされた話なので苦笑いしている徳一父ちゃん、腕時計をはずしテーブルに置く。長期戦の構え(笑)唐突に、「おまえ、写真すきか?」と聞いてくる常太郎さんに「なに、いまさら」と笑顔で徳一父ちゃん。「お前は、写真の腕はええ」と急に誉められ照れる徳一父ちゃん。「ただ、写真館の経営いうもんがもうひとつ分かってへん。写真屋はなぁ、お客さんが撮って欲しいと思うときに撮って差し上げなあかん。お客さんに喜んでもらう。それが商売の基本の基本や」と常太郎さん。
「ええ写真やなかったら、喜んでもらわれへん」と言う徳一父ちゃんの顔をじっと見つめ、「誰に似たんか、頑固もんやで」と笑みを浮かべ「さ、飲め」と配給の日本酒を徳一父ちゃんにすすめる常太郎さん。笑顔で酒を受ける徳一父ちゃん、「お父ちゃんも」と酒を注ぐ。嬉しそうに盃を口に運ぶ常太郎さん。またまた名シーンですなぁ。
 
それからまもなくの事。早朝、花岡家。「だれか~!」とイトさんの声が家中に響く。「お父さん!」と泣き叫びながら布団で寝ている常太郎さんを揺り起こそうとしているイトさん。しかし、常太郎さんの手はぴくりともしない。。イトさんの声を聞きつけ、徳一父ちゃんと和代さんが寝巻き姿で飛び込んでくる。眠っているような安らかな常太郎さんの顔を呆然と見ている徳一父ちゃん。
 
お葬式がとり行われている花岡家。お勝手では和代さんとお手伝いさんが食事の支度をしている。そばでぼ~っと立っている町子ちゃん。そこに昌代さんにささえられてイトさんがやってくる。憔悴しきっているイトさんを気づかい、気丈に振舞う和代さん。食堂の祖父の席をじっと見ている町子ちゃん。
 
バアバア婆ちゃんの部屋の前。和代さんに頼まれ、食事を持ってきた町子ちゃんだが、声をかけても返事が無いのでそっと戸を開ける。「なんでぇ…わたしより先に……いかなあきまへんのやぁ。。なんでぇ…」と声を震わせ泣き崩れているバアバア婆ちゃん。大粒の涙が数珠を持つ手に落ちる。そんな姿を見て、涙を浮かべ駆け寄る町子ちゃん。ううっ、もらい泣きしちゃった。。
 
写場。茶封筒から貯金通帳と不動産権利証書を取り出す茂さん。「なんなんこれ?」と聞く茂さんに「お前の店や。お前が独立したとき、そこで写真屋やんねん。お父ちゃんが資金と土地、準備してくれてたんや」と徳一父ちゃん。かなり前から準備していたようだ。証書には「昭和15年7月3日」と3年も前の日付が記されている。無茶な仕事の取りかたをしていたのは、自分たちのためにお得意さんを増やしておきたかったんだと気づく二人。照れくさくて言えなかったんだろう、お父ちゃんらしいわ、と涙目で笑い、長年常太郎さんがカメラを前にして立っていた場所を見つめる二人。
 
初七日が過ぎた頃、古城あやめさんが花岡家を訪れる。常太郎さんの遺影に手を合わせるあやめさん。常太郎さんの戒名は「天映院釋常嘉居士」
座敷に移って「公演が終わったら、ぜひお礼にと思っておりました」と徳一父ちゃんに告げるあやめさん。お茶を持ってきた町子ちゃんも同席する。
三日前に劇場が閉鎖となり、急にお願いして撮ってもらった写真が、出征してゆく者もいる劇団員たちの華やかな頃の大事な思い出を記録した貴重なものになった、感謝している、と手をついて深々と頭を下げるあやめさん。劇場が閉鎖になる事を常太郎さんから聞かされていなかった徳一父ちゃん、驚きながらも「ありがとうございます…」と神妙な面持ち。
顔を上げたあやめさん、にっこりとして「すばらしい写真でした。お父様もとても誇らしげに、良いお写真をありがとうございました、と申し上げたら、『そうでしょ、息子は僕より腕がいいんです』と。まるで小さい子供を自慢するように…」と、女優らしく芝居っぽく語る。思いかげない父の言葉を知って遺影に目をやり、こみ上げてくる嬉しさとあふれてくる涙をぐっとこらえる徳一父ちゃん。常太郎さん、外では息子の事、自慢してたんだ。。じーんとくるシーンです。
ひとり写場に来て、常太郎さん愛用の写真機に触れ、何かを決意したような表情の徳一父ちゃん。
 
土手で座っている町子ちゃんのもとに、シヅちゃんがキクちゃんを連れてくる。土手の上から町子ちゃんをじっと見下ろしているキクちゃん。「呼んできた」と言うシヅちゃんにこっくりとうなづいて立ち上がる町子ちゃん、ゆっくりとキクちゃんに歩み寄る。「前みたいに、話し、したいねん。一緒に、いてたいねん」と言う町子ちゃんに、「しゃあないな、『チクマの友』やもんな」と固い表情でキクちゃん。「チクバや」とあきれたように言う町子ちゃんを見て笑い出し、「わざとや」とおどけてみせるキクちゃん。笑顔の二人の間にシヅちゃんも加わり「チクマやて」「ほんまや、なに言うてんの」とはしゃぎ、かつての仲良し三人組に戻って笑顔で川べりの道を歩く。昭和十八年、15歳の秋の終わりの事でした。
来週はますます戦況がきびしくなっていくんですね。。

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
古城あやめ 愛華みれ
花岡昌江 尾野真千子
花岡イト 宮田圭子
花岡茂 西川忠志
キク 小原早織
梅原 黒田純子
花岡孝子(女学生) 中村愛
お手伝いさん 細川友美
劇団東俳
グレース

花岡常太郎 岸辺一徳
花岡徳一 城島茂
花岡ウメ 淡島千景
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2006/12/01 (Fri)
<あらすじ>女学生の町子(尾高杏奈)は、いとこの信次(宮崎将)に淡い恋心を寄せる。だが、信次が出征を志願していることを知ると、愛国心の強かった町子は、複雑な思いに駆られる。また、信次が志願していることを母の和代(鈴木杏樹)には、言えない。そんなとき、町子の学校の英語の教師、黒沢絹子(菊池麻衣子)が学校を辞めるという知らせが入る。戦争が終わるまで疎開するのだという。黒沢は、町子にも疎開を勧めるが…。

花岡家裏口。町子ちゃんの写真を信次くんが撮ろうとしている。木陰に町子ちゃんを立たせてファインダーをのぞく信次くん。何か気になり、町子ちゃんをじろじろ見て、麦わら帽子を取り上げる。信次くんに乱れた髪を直され、ドキドキしている町子ちゃん(^-^)町子ちゃんの帽子をかぶり、再びファインダーをのぞく信次くん。緊張した顔でフレームに収まっている町子ちゃん。青春やね(*^o^*)
 
土手。女学生トリオの指定席に信次くんを連れてくる町子ちゃん。土手に座り込む信次くんの横に、少し距離を置いて座る町子ちゃん。カメラを川に向けている信次くんをチラッと見て、少しずつにじり寄っていく町子ちゃん(^-^)ふと信次くんが川べりの草むらがガサゴソ動いているのに気づく。「何やろ…」と動く草むらを凝視している二人。すると突然、カンジくんが飛び出してきて驚くふたり。手には捕まえたばかりのウシガエルを掴んでいる。
 
巾着袋の中で鳴いているウシガエル。「うまいんやで、ホンマのとこ。フランスでは高級品や」とカンジくん。「ほんま~?」と疑う町子ちゃん。「うまいらしいよ」と信次くんが言うと、「ほんま!」と町子ちゃん。明らかに反応が違うやん(^^ゞパリの画家の随筆に書いてあった、と言う信次くんに「それ、ひょっとして原書で?」とカンジくん。うなずく信次くんに、「へぇ…」と本好きのカンジくん、信次くんに一目置いたようだ(^-^)
学校に行ってない、というカンジくんの事を聞き、僕はちょっとだけ先に生まれてきて平和な時代に勉強する楽しみを存分に味あわせてもらったんだね、と感慨にふける信次くん。黙って聞いている町子ちゃん。
 
<信次くんの言葉>
「子供から教育の機会を奪うのは一番の罪だ。知識がなくなると『愛』がなくなるんだ。人は、知らないものに『愛』も『憎しみ』も感じないだろ?川を愛するのは、川を知るからだし、魚を愛するには魚を知らなきゃだめだ」
 
川べりに立って語っている信次くんをじっと見ている町子ちゃんとカンジくん。日本語は美しい、と紀貫之の「人はいさ心もしらずふるさとは花ぞむかしの香ににほひける」を詠む信次くん。「僕はね、帰ってきたら岡山に戻って国語の教師になろうと思っているんだ」と目を輝かせて話す信次くん。さっと暗い顔になり「帰ってきたら…そしたら志願?」と信次くんを見上げるカンジくん。エッ?という表情になり信次くんを見る町子ちゃん。表情を変えずにふたりを見て「うん」とうなずき振り返る信次くん。黙って座っている信次くんの背中を心配そうに見つめる町子ちゃん。
急に立ち上がり、「よしっ!カエル捕るぞ!」と叫び、ズボンのすそをまくり上げ川に入ってゆく信次くん。突然の信次くんの行動に驚き、呆然としている町子ちゃん。
 
花岡家裏口。挨拶に来ていた昌江さんの婚約者が帰るところ。昌江さんの隣に立つ婚約者・松本さんを見送りに出てきている常太郎さんとイトさん。「この子はぼんやりで、気の利くほうやあらしませんのや。何ぞありましたら厳しう言うてやってください」というイトさんに、「はぁ、そうさせてもらいます」と松本さん。「なんやと?」と言わんばかりに松本さんの顔をじっと見ている常太郎さん(^-^)
そこに「ただいま~」と孝子ちゃんがポパイをつれて帰ってくる。ワンと鳴かれ、「うわぁっ!」と驚き昌江さんの後ろに隠れる松本さん(^O^)子供のときデボチンをかじられた、と言う松本さん。生まれたばかりのときに仔犬と間違われて隣の犬にさらわれそうになったらしい。「小さいときからえらい苦労しはったんですねぇ」と感心する昌江さん。「苦労」と聞いて顔を見合す常太郎さんとイトさん。
「ただいま~」と今度は町子ちゃんと信次くんが泥だらけの格好で帰ってくる。あはは、結局町子ちゃんもカエル捕りに参加したんですね(^O^)松本さんに「いらっしゃいませ」と頭を下げた町子ちゃん、巾着袋を落とし、カエルが転がり出てくる。「モーモー」と鳴き出すカエルを何のためらいもなく拾い上げて信次くんに渡す昌江さん(^O^)「びっくりした~」と声が裏返っている松本さん。足が震えてるし(^^ゞ
 
写場。和代さんのオルガンの伴奏で、町子ちゃん・孝子ちゃん・昌江さんが歌っている。信次くんもギターで参加。それをにこやかに見ている徳一父ちゃんと茂さん。妹の幸せを願い、召集されても結婚相手が死なずに帰ってくるようにと茂さんと徳一父ちゃんが話しているのを耳にし、笑顔でギターを弾いている信次くんの顔を見つめる町子ちゃん。「信次兄ちゃんが、兵隊になることを志願しているのを、その日私は母に言えませんでした」とナレーション。笑顔でオルガンを弾いている和代さんに目をやり、そっとうつむく町子ちゃん。
 
そしてある日、花岡家裏玄関。キクちゃんが訪ねてきて、北原白秋の本を黙って町子ちゃんに渡す。何の事か分からずキクちゃんの顔を見る町子ちゃん。「『渡して』って言われた…カンジくん」とキクちゃん。本に視線を戻し「あ…」と声をもらす町子ちゃん。「工場、辞めやんねん。ガッコ、戻んねんて」と聞き、「ああ、そうか…」と町子ちゃん。「『ああ、そうか』て、なんで?あたしに内緒でいつのまにそんな仲良うなったん!」と怒っているキクちゃん。弁解する町子ちゃんだが、「『ホンマのとこ』…口ぐせまでうつってた!ずるいわ、マコちゃん」と涙声になって外に飛び出すキクちゃん。呼び止めようと追いかける町子ちゃんだが下駄が脱げている間にキクちゃんの姿は見えなくなり、セミの鳴き声だけがあたりに響いていた。
 
深夜、花岡家縁側。満月に照らされ、白秋の本を手にした浴衣姿の町子ちゃんがたたずんでいる。ときおり風に揺らいでいる南部鉄の風鈴がチリンと音を立てる。そこに、寝苦しくて水を飲みに来た信次くんがやってくる。町子ちゃんの隣に座る信次くん。町子ちゃんが手にしている白秋の本に気づく信次くん。カンジくんが貸してくれた事、学校に行く事にした事を話す町子ちゃん。「お兄ちゃんのおかげかも」と言われ照れる信次くん。「良かったな。うん…良かった。。」とかみしめるように信次くん。
 
翌朝、食堂。バアバア婆ちゃんがお代わりをしたのに一番に席を立ってゆくのを見て驚く茂くん。入れ替わりに町子ちゃんが寝坊してやってくる。食堂に信次くんがいないのに気づき「信次兄ちゃんは?」と聞く。「東京に帰ったわ。なんや友達から連絡があったみたいでな、朝早よからバタバタと…」と和代さん。目を見開いて動揺している町子ちゃん。
 
女学校。2学期が始まり、竹やりの訓練をしている町子ちゃんたち。キクちゃんとは口をきけない状態が続いている。練習後、シヅちゃんから黒沢センセが学校を辞める、と聞く町子ちゃん。
 
裁縫室。窓から外をぼんやり見ている黒沢センセ。町子ちゃんが入って来る音に気づき振り返る。「4年梅組花岡町子、入ります」と言って黒沢センセの前に進む町子ちゃん。黒沢センセは福井に疎開するらしい。そして町子ちゃんにも疎開を勧める。「わたしは…」と言いかけたとき、空襲警報が鳴る。廊下をあわただしく走る生徒たち。黒沢センセも町子ちゃんに逃げるように言うが、「わたしは逃げるわけにはいかへんのです!」と言って座り込む。そんな町子ちゃんを必死に連れ出そうとする黒沢センセだが、「センセ、さよなら!」と目をかたく閉じる町子ちゃん。
 
川べりの道、女学生たちが帰り道を急ぐ。そんな中、うつむいてとぼとぼと歩いている町子ちゃん。そんな町子ちゃんをシヅちゃんとキクちゃんが追い越す。町子ちゃんに気づいたシヅちゃん、キクちゃんを待たせて町子ちゃんに駆け寄る。「なぁ、ぼちぼち仲直りしたら?マコちゃんが謝ったら許してくれんのとちがう?」とシヅちゃんが言ってくれるが、町子ちゃんは「あたしが謝るようなことしてへん」とかたくなに拒否する。そんな町子ちゃんをにらんでいるキクちゃん。「タケウマの友やと思ってたのに」と言うキクちゃんにすかさず「竹馬(ちくば)や、キクちゃん」とつっこむシヅちゃん。こんなシリアスな場面でもキクちゃん、やってくれます(^-^)「わたしは…悪い事なんかしてへん」と今にも泣き出しそうな顔をして足早に川べりの道を進む町子ちゃん。

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
花岡昌江 尾野真千子
信次 宮崎将
花岡イト 宮田圭子
黒沢絹子 菊池麻衣子
花岡茂 西川忠志
花岡孝子(女学生) 中村愛
野村カンジ 森田直幸 
キク 小原早織
梅原 黒田純子
松本富雄 田村ツトム
教師 金哲義
劇団東俳
劇団ひまわり
キャストプラン
グレース
NAC
達人倶楽部
 
花岡常太郎 岸辺一徳
花岡徳一 城島茂
花岡ウメ 淡島千景

※宮崎将さんの「ざき」は、PC環境によっては正しく
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2006/11/30 (Thu)
<あらすじ>女学生の町子(尾高杏奈)のいとこ・信次(宮崎将)が花岡家を訪ねる。東京の大学に通っていたが、夏休みを利用して遊びに来たのだ。信次は、和代(鈴木杏樹)の亡き姉の子で和代が親代わりを務めていた。それだけにいずれ信次が兵隊に召されるのを和代はつらく思い、国語の教師を目指して文科にいる信次に、兵隊にとられない理科に転科するよう勧める。町子は相変わらず兵隊になることを悲しみ拒む家族の言動が理解できない。
 
町子ちゃんの大好きないとこの信次にいちゃんが来たのは、夏休みに入ってしばらくしたある日の午後の事でした。
 
花岡家食堂。テーブルの上のご馳走に驚く信次くん。東京では一人暮らしをしているとの事。大学が夏休みに入り、岡山の実家に戻ってからこちらに来たそうで。信次くんのお土産のモモに歓声を上げる孝子ちゃん。しかし、最初に箸をのばしたのは茂さんだった(笑)5年半前に亡くなった、和代さんのお姉さんの息子が信次くんなんですね。
孝子ちゃんに結婚が近い事を信次くんにばらされ、照れまくる昌江さん。国語の教師になりたいという信次くんだが、文科は兵隊にとられるから理科に替わった方がいいと勧める和代さん。しかし、楽観的な事を信次くんが言うので、「あんたにもしもの事があったら、死んだおねえちゃんに顔向けできへん」と悲しそうな顔をする。戦争に行かないことばかり話し合っている家族にいらいらしている町子ちゃん。
 
写場。和代さんのオルガンの伴奏で町子ちゃんと孝子ちゃんが「野ばら」を歌っている。ほろ酔いで合いの手を入れる茂さん。ニコニコと聞いている徳一父ちゃん、そして信次くん。歌が終わり、孝子ちゃんに寝るように言う町子ちゃん。「まだ眠たないのに…」とぐずりながら和代さんに連れられてゆく孝子ちゃん。「まー坊は眠くないのか?」と信次くんに聞かれ「もう子供やあらへん」と笑う町子ちゃん。ギターを手に取り「なんかほっとするなぁ、こうやってみんなでいると。東京じゃ、みんなピリピリしてるからね」としみじみ言う信次くん。
好き好んで戦争に行かなくてもよいのでは、理科に変われば徴兵が遅くなる、と茂さん。「お父ちゃんもそう思う?」と聞く町子ちゃんに「そうやな」と徳一父ちゃん。それを聞いてふくれっ面の町子ちゃん。こんな話よしましょう、今度は僕が歌います、と言う信次くんに徳一父ちゃんは「私の青空」をリクエストする。やっぱりその曲なのね(^O^)
 
徳一夫婦の部屋。寝床に入って話し合っている二人。「信次くん喜んでたなぁ。明日もおいしいものたんとこしらえておあげ」と言う徳一父ちゃん。「信次、なんであんなこと言いますのやろ…冗談でも言うてほしない、ねぇ。。」と和代さん。天井を見つめ「そやなぁ…」とつぶやく徳一父ちゃん。
 
町子ちゃんたちの部屋。信次くんがギターをつまびいている。「戦争なんかに行かんかてええ、なんて、みんなたるんでるわ」とイライラしている町子ちゃん。「お兄ちゃんはお国のためを思て言うてんのにね」と言う町子ちゃんに、「お国のためというよりさ、大事な人たちを守るために」と信次くん。家族を守るため、と聞いて考え込む町子ちゃん。「誰かが行かなきゃ誰も守れない」と言って立ち上がる信次くん。本棚の一冊に手を伸ばし、「随分ごちゃごちゃといろんな本読んでるんだね」と言いながらパラパラとページをめくっているうちに机の上にあった「最後ノ一人マデ」に気づく信次くん。それをさっと取り上げ、声に出して読み始める。あわてて取り返そうとする町子ちゃんだが、信次くんは背が高くて取り返せない。町子ちゃんの攻撃をよけながら読み続ける信次くん。やっと取り戻した町子ちゃんだが「恋愛小説か」と言われ、「愛国小説や」と毅然と答える。
 
写場。ひとりの軍服の男が写真を撮ってもらっている。仕上がりが2週間後と聞いて、あずかってほしいと頼む男。身寄りがないから花岡写真館に写真を置いて戦地に赴きたいと。無事に戻ってきたら受け取りに来る、という男に、「お預かりいたしましょう。そのかわり、必ず帰ってきてくださいよ」と徳一父ちゃん。それをうつむいて聞いている常太郎さん。礼を言う男に、「料金は先払いになってますけど、よろしいでしょうか」と淡々と話す常太郎さん。そんな父を横目で見る徳一父ちゃん。
 
男が帰った写場。「あんなこと、念押さんでもええと違うかな」と徳一父ちゃん。常太郎さんは「写真屋が写真代受け取らんでどないすんねん」と言うだけでカメラの手入れを続けている。そんな父を見て無言で立ち去る徳一父ちゃん。常太郎さん、徳一父ちゃんの写真の腕は認めていても、商売に対する気構えについては甘いところがあるのを見抜いていて、わざと度が過ぎるくらいに商売方面の姿を見せ付けてるんでしょうね。それが徳一父ちゃんに伝わっていないのがさみしそう。。
 
夜、常太郎さんが軍服姿の男が写っている写真のネガの修正をしている。明かりに気づいて見にきた町子ちゃんに「あんたは女の子でよかったなぁ」と言う。「え?私は男の人のほうがよかった」とすまして言う町子ちゃんに、さっと振り向いて「あほなこと言いな」という常太郎さん。そして再び作業を黙々と続ける。どうして怒られたのかわからない町子ちゃん。
 
翌日。夏休み中の登校日、女学校。炎天下の校庭で、負傷者の救護法の講習会をしている。キクちゃんの太ももに布を巻き、太い枝で絞めつけている町子ちゃん。止血の練習かぁ。キクちゃんが痛がっているのに、親の仇、とばかりにムキになってぎゅうぎゅうとしめあげている町子ちゃん(笑)
 
土手。「あ~死ぬか思た」と言うキクちゃんに、「死なへんための練習やん」とつっこむ町子ちゃん。ふと川を見つめ「人間てどないしたら綺麗に死んでいけんのやろ。ホンマのとこ」と言う町子ちゃん。「ホンマのとこ」に敏感に反応して町子ちゃんを見るキクちゃん。
いとこの信次くんが来ているから帰る、という町子ちゃん。すかさず「マコちゃんな、そのお兄ちゃんの事、好きなんやで。こないだからお兄ちゃんの話ばっかしやもん」と言うキクちゃん。「違うて。なに言うてんの」と否定し、「キクちゃんこそ、工場の工員さんの事…」とためらいながら言う町子ちゃん。「あ~」と冷やかし気味なシズちゃんを横目に、「そうや」と胸を張るキクちゃん。しかしすぐ弱気になって「あ、けど内緒よ。お父ちゃんに分かったらやめさしてしまうかもわかれへんよって」とあせる。
「あの~、そしたら…」とキクちゃんを見るシズちゃん。「あれ、もう、『せ…』『せ…』」と、照れてなかなか「せ」の続きを言わないシズちゃん。口を半開きにして「せ」の続きを期待している町子ちゃん(笑)「『せ…』『せ…』『生年月日』はもう聞いたん?」とシズちゃん。たぶん「せっぷん」を期待していた町子ちゃん、がっかり(笑)
 
花岡家。帰宅した町子ちゃんに「信次、お風呂入ってるから持ってったげて」と浴衣を渡す和代さん。浴衣を見つめて動揺している町子ちゃん(^-^)
 
お風呂場。すーっと戸を開け脱衣場に入ってくる町子ちゃん。「あの~」と声をかけるが声が小さくて信次くんには聞こえない。風呂場の戸が少し開いていて、町子ちゃんから信次くんの背中が見えている。意を決して「お兄ちゃん!」と大きな声を出す町子ちゃん。「はい?」という信次くんの声に、風呂場を見ないよう見ないようにして「浴衣、ここ置いとくね!」と叫んで浴衣を置き、あわてて脱衣所を飛び出す町子ちゃん。
 
ドキドキしながら深呼吸をしているとイトさんに「どないかしましたんか?」と声をかけられ、吸った息を止めて階段のところまで行って座る町子ちゃん。ふーっと息をはき、どぎまぎしている町子ちゃん。「男の人を好きになる。小学校のマサルくんの時とは少し違う気持ちを、そのとき私は感じていました」とナレーション。

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
花岡昌江 尾野真千子
信次 宮崎将
花岡イト 宮田圭子
花岡茂 西川忠志
花岡孝子(女学生) 中村愛
キク 小原早織
梅原 黒田純子
お手伝いさん 細川友美
教師 金哲義
軍服の男 石崎正尊
キャストプラン
劇団東俳
グレース
NAC
舞夢プロ

花岡常太郎 岸辺一徳
花岡徳一 城島茂
花岡ウメ 淡島千景

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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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