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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2024/03/29 (Fri)
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2006/12/15 (Fri)
<あらすじ>町子(藤山直美)が預かっていた孝子(メイサツキ)の子、良美(山崎奈々)が行方不明になる。予定していたピアノ教室のレッスンに来ていないという。そんなとき登(神保守)ら健次郎(國村隼)の子どもたちと一緒に良美が帰ってくる。登の野球の試合を一緒に見ていたという。ピアノのレッスンをさぼった良美をしかる孝子だが、町子は無理やりピアノを習わせている孝子を責める。そして良美は本当の気持を孝子に話すのだが…。
 
たこ芳。住職、30年ぶりに中学の同窓会に出席するらしい。そうかぁ、住職、52歳か(^-^)同窓会に初恋の人がくるのに、着てゆく服が無いので純子さんに見立ててもらった、というのが今回の騒ぎのいきさつらしい。よそ行きは衣だけ、10年間にカッターシャツ一枚しか買ったことないって住職(^^ゞ「口の堅い人やないとあかんやろ?」と言う住職に、むきになって怒る町子さんとりんさん(^O^)
「誰や、お住さんと矢木沢さんのロマンスやて…」とセンセに言われ、笑ってごまかす大崎のおっちゃんと工藤の大将(^-^)
 
徳永家居間。たこ芳から帰ってきた町子さんと孝子さん。「いっつも、あんな風にしてしゃべってるの?」と孝子さん。「たいがいはここでしゃべってる。子供たちが寝てから、二人の楽しい時間やから」と町子さん(^-^)孝子さんは子供の事や家計の事ばかりで、夫婦のお互いの事は話した事がないらしい。
 
そして、翌日の夕方。孝子さんからの電話に出ている町子さん。どうも良美ちゃんがピアノ教室に行ってないらしい。孝子さんを落ち着かせようとする町子さん。町子さんの声に心配して見に来たセンセ、町子さんと一緒に良美ちゃんを探しに行こうとする。そして由利子ちゃんも。
そこに登くんがユニフォーム姿で帰ってくる。「勝ったで!」と笑顔の登くんだが、良美ちゃんの事を聞かれ「え?良美ちゃんやったら…」とびっくり顔。そこに「ただいま~」と隆くん、清志くんが帰ってくる。そして良美ちゃんも。「良美、あんたどこ行ってたんよ」と驚く町子さんにうつむく良美ちゃん。
 
居間。「お稽古がいややったの?」と聞く町子さんだが、良美ちゃんは黙ってうつむいている。そばでセンセも黙って座っている。そこに「良美~」と孝子さんが血相を変えて入ってくる。「なんでお稽古さぼったの?理由言いなさい!」と声を荒げる孝子さんに、涙声になって「野球見たかってん。みんなと一緒に見に行きたかってん」と良美ちゃん。「あんた、黙ってそんなことしてええと思ったの?パパが病気のときにこんなえらいことして!なんかあったらママ、パパにどう言うたらええのよ!」と孝子さん。そんな孝子さんを応接間に呼び、「あんた、ものの考え方おかしいやないの」と詰め寄る。子供のためを思ってしている事、と孝子さんは言い張るが、町子さんにピアノ本当にが好きなのかと聞かれた良美ちゃん、「初めは好きやった…面白かった。難しい曲練習して弾けたら、ママに誉められて嬉しかってん。そやけどな、私、パパとキャッチボールでボールうまい事捕れたときの方がもっと嬉しかってん。友だちとしてて、遠いところまで投げられたとき、もっと嬉しかってん。嬉しかったから走って帰ってママに言うたら、ママ『したらあかん』て言うたけど、けど、野球してるときのほうが面白いねん!」と切々と語る。良美ちゃんの本心を聞いて呆然としている孝子さん。「パパにそない言うたら、またキャッチボールしてくれた。『ママには内緒やで』って言うてしてくれた。パパ、野球選手になりたかったんやて」と良美ちゃんに聞かされ、「内緒で…」とつぶやいて固まってしまう孝子さん。
 
じっと聞いていたセンセ、ゆっくり動き出し、「あのな、良美ちゃんの気持ちはよう分かった。けどな、あんたが今日してしまったことはええ事やとは言われへんな。ピアノのお稽古行く言うて違うとこ行ってたらあかんなぁ。ピアノに行きたないのやったら、はっきりとそう言わな」と良美ちゃんに話す。「あかん、て言われるもん…」と言う良美ちゃんに「あかんって言われても、どうしてもイヤやったら、お父ちゃんとお母ちゃんにちゃんと話、するんや。とことん話して、それでも『あかん』て言われたら、そのときは我慢せなあかん。あんたは、ふたりの子供なんやから」とセンセ。それを黙って聞いている孝子さん。
 
夜、居間。外から火の用心の拍子木の音が聞こえてくる。「ショックやったわぁ、キャッチボールしてたこと、内緒にしてたなんて。あの人がそんな事…」と孝子さん。「それはあんたへの気づかいやで」と町子さん。はっとして町子さんを見る孝子さん。「先にあんたらやで。しゃべって、しゃべって、とことんしゃべって、しゃべってしゃべってしゃべらなあかんのは、あんたら夫婦なんやて」と町子さん。黙って聞いている孝子さんに続けて「夫婦の会話というのはね、業務連絡や、子供の個人面談と違うねん。何が好きで、何に興味があって、今どう思てるの?あなたの事どう思てるの?私の事どう思てるの?って、お互い分かり合わなかんのよ。そして楽しまなあかん」と町子さん。何も言えなくなってしまう孝子さん。
やがてセンセが風呂から出てくる。町子さんが風呂に行き、孝子さんの前にビールを出すセンセ。「なんか、もう…ようわからへんようになってしもて」と苦笑し、ふさぎこむ孝子さん。そんな孝子さんを見ておもむろに立ち上がり、「楽天乙女」をテーブルに置くセンセ。「まだ、読んでへんかったんやて?ええご両親や。ほんま、ええ家族や」とビールを注ぐセンセ。「楽天乙女」を手に取り、表紙をじっと見ている孝子さん。<答えはその本の中にあるんとちゃいますか?>と言いたげに微笑んでいるセンセ。
 
早朝。まだ薄暗い徳永家にも牛乳が届く。起きてきた町子さん、階段を下りたところで「パタン」という音にドキッとする。恐る恐る仕事部屋をのぞく町子さん。泥棒かと思ったら、孝子さんが机にひじをついてまどろんでいる。「おはよ~う」と言う孝子さん、夜通し「楽天乙女」を読んでいたらしい。花岡家の集合写真を手に取り、「お姉ちゃんは、ちいちゃい時からずっと『小説家になりたい』言うて、今ちゃんとなってる。面白い事あったら『なぁなぁ聞いて!』て。。今でも家族中でしゃべってるわ。…良美は、私にもう何も言うてくれへんかもわかれへんなぁ」と涙ぐむ孝子さん。「あほなこと言いなさんな。そんなこと、あらへんて。あんたの子ぉやないの」と慰める町子さんに、うなづいて「今日からでも…あの人としゃべるわ!もっと色んな事、話する」と孝子さん。そんな孝子さんを抱き寄せて笑顔を見せる町子さん。いい姉妹ですね(^-^)そして孝子さんと良美ちゃんは自分達の家に帰って行きました。
 
夜、たこ芳。町子さん達がやってくると住職が先客で来ている。「矢木沢さんのおかげやぁ~」と上機嫌の住職。りんさんの話によると、同窓会でかなりモテモテだったそうな。初恋の人とは二次会のスナックまで一緒に行った、と鼻の下を伸ばしている住職(^-^)
大崎のおっちゃんと工藤の大将もやってくる。「どやった、守備は~」とおっちゃん。「顔見たら分かる、目じり下がりっぱなし」と町子さん。お相手も住職の事をちゃんと覚えていたと聞き、「菩薩の君かぁ~」とうらやましそうな町子さん。「写真、見るか?」と住職。もったいぶって取り出した写真を見せてもらったセンセと町子さん、住職のとなりに満面の笑みで写っているパーマ頭のふくよかな女性に絶句し、黙って純子さんたちに渡す。どれどれ、とのぞきこんだおっちゃんと大将も「菩薩さん…?」と固まってしまう(笑)「…というよりは大仏っあん」と町子さんに、よしなさい、と手でつっこむセンセ(^O^)「…やさしそうな方ですね」と言葉を選んで純子さん(笑)「そやろそやろ、全然変わってえへんのや。乙女のまんまや~」と嬉しそうな住職に「初恋やなぁ~」とりんさん。周りのみんなはあきれてしまっている(^-^)

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
大崎俊平 櫻木健一
工藤貞男 荒谷清水
りん イーデス・ハンソン
北村孝子 メイサツキ
北村良美 山崎奈々
徳永由利子 土岐明里
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守 
徳永隆 土井洋輝
花岡孝子(少女・写真) 中山桃
NAC
日本芸能センター
キャストプラン
劇団ひまわり
劇団東俳
ビックワンウエスト

一真 石田太郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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