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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/14 (Thu)
<あらすじ>町子(藤山直美)は、預かっためいの良美(山崎奈々)が将来ピアニストを目指していて、聴く音楽のジャンルを制限されていることを知り、母親の孝子(メイサツキ)の教育方針の行き過ぎを心配する。健次郎(國村隼)の子・登(神保守)は、良美が野球が上手なのを知って練習試合を見にくるよう誘うが、良美は、ピアノ教室の日だからと断念する。一方、町子の秘書・純子(いしだあゆみ)と一真(石田太郎)が親密に…?

姪の良美ちゃんの姿に少しショックを受けた町子さん。
夜になり、孝子さんがやってくる。
 
居間。夕方は忙しくてゆっくり座って食べる時間は無い、と孝子さん。みんながそろう時間に食べれば、と町子さんは言うが、良美ちゃんを待たせるのは可哀想、と孝子さん。それを聞いてため息をつく町子さん。孝子さんは、良美ちゃんが宿題をしていたか見ていてくれなかった町子さんを逆に責める。
お風呂から出てきた良美ちゃんに宿題の事を聞く孝子さん。笑顔がさっと消える良美ちゃん。台所で牛乳を飲んでいた登くんと隆くんに町子さんも同じ事を聞くが、「してない。忘れていく」と冗談を言う。「町子おばちゃん、おやすみ」と子供たちが出てゆくのと入れ替わりにセンセがやってくる。センセ、いつも肩もみながら登場してません?(^^ゞ
町子さんが「おばちゃん」と呼ばれている事を気にする孝子さんだが、町子さんは笑って「私はねぇ、『お母さん』とは違うの。健次郎さんと結婚してね、あの子達と家族にはなったけど、あの子達にとって母親というのはこの世の中に一人だけ。せやから私の事『町子おばちゃ~ん』ってあの子達が呼んだとしても、これは間違いでも何でもないねんよ」と。うーん、と悩んでしまう孝子さん。
 
晩酌タイム。「子供一人で晩御飯食べさせる、てねぇ…」と町子さん。苦笑いしているセンセ。子供の頃、いろんな事を親に話していた町子さん、「聞いて聞いて、ってふつう言うたやん」と言いながら思い出したように、「あ、そや!聞いて聞いて!手紙の続き、聞いて!」とセンセに迫る。にやりとしてセンセに、「あんた、ちっちゃい頃からいっこうも変わってぇへんねんな」と言われ、「あ、ほんま?」と町子さん(笑)
 
一方その頃、商店街。工藤酒店の大将が寒そうに歩いていると、たこ芳から出てくる住職と純子さんを目撃する。身を隠している大将の後ろを「一真さんって意外と純情なんですね~」「誰にも言わんといてや。この歳になってこんな恥ずかしい事、町内の連中にはもう、死んでも内緒や」「わかってます。二人だけの秘密、恋は秘め事ですものね~」と住職と純子さん。二人が去った後、「…恋は秘め事?」と大将(^-^)
 
徳永家、応接間。卓上レコードプレイヤーで「小指の思い出」を聞きながら歌っている子供たち。居間からそれをニコニコして見ているセンセ。嬉しそうに歌っている子供たちの中で、良美ちゃんだけはきょとんしている。「知らんもん、こんなん」と良美ちゃん。「こんなに流行ってるのに?」と驚く由利子ちゃん。北村家では音楽はクラシックしか聞かせてもらえないらしい。。
「ほんならタイガースは?」と由利子ちゃん。ぱっと明るい顔になり「野球はスキ!パパと見る」と良美ちゃん。ジュリーがいるタイガースや、と説明する由利子ちゃんだが、ジュリーすら知らない良美ちゃん。ということは、当然サリーも知らないのね(^^ゞ
ピアニストの耳に歌謡曲は邪魔、という理由でクラシック以外聞かせてもらえない良美ちゃん、可哀想(>_<)そういえば昔、ピンレディ全盛の頃、勉強ばかりしていてピンクレディを知らない子供をテレビで紹介していたなぁ。。
レコードをそのままにして野球をしに出てゆく男の子達。それをじーっと見ていた良美ちゃん、「良美も行ってらっしゃい」と町子さんに言われ、喜んで追いかけてゆく。良美ちゃんはピアノよりも野球が好きみたい(^-^)
 
応接間。「楽天乙女」についての取材で記者とカメラマンが来ている。読者の反響が大変大きいと伺っている、と記者に言われ嬉しそうな町子さん。戦時中に同じような体験をした人から沢山手紙をもらっている、と町子さん。日曜日なのに取材が入り、臨時出勤していた純子さんが、記者に読者の手紙を参考に見たい、と言われて取りに行く。
 
しばらくして…。疲れた顔をして応接間から居間にやってくる町子さん。どうやら純子さんが、読者の手紙と一緒に大谷三郎さんからのラブレターも記者に見せてしまったらしい(笑)恥ずかしがる町子さんを「嬉しいじゃありませんか、昔のお知り合いがわざわざお手紙くださるなんて。可憐な少女に初恋、ロマンチックですわ」と慰める純子さん。差出人をまったく覚えていない町子さんに「あらま、なおさらロマンチック」と純子さん。手紙に住所も書いてなかった事を聞き、「ますますミステリアスで素敵…」と純子さん(^-^)そんな二人の会話を耳にして、ひひひと笑いながらセンセ登場(^O^)「嘘八百ならべてるだけや。あんたの気ぃ引こう思て適当に書いてはんのやがな」と笑うセンセに「嘘でもいいんですよ。嘘と思ってても、酔わせられるのが女は好きなんですものね」と純子さん。いつの間にか手紙の内容が嘘の事になってしまい、怒り出す町子さん(^O^)
 
子供たちが野球から帰ってくる。良美ちゃんが投げても守っても活躍したらしい。「ママに報告せなかんね」と笑顔の町子さんに、さっと表情が変わり「おばちゃん、ママには言わんとって。指けがしたらあかんから、したらあかん、て言われてんねん」と良美ちゃん。「あかんだらけやね…」と町子さん。守くんに明日の野球の練習試合を見に来るように誘われるが、ピアノのお稽古があるから行けない、と暗い顔になる良美ちゃん。
 
夜、居間。センセと孝子さんが、ご主人の手術の経過が順調な事を話している。みかんを持ってきた町子さん、あれやこれや今後の徳永家のイベントに誘うが、すべて「主人に聞いてみる」と答える孝子さん。「自分で判断しなさいよ」とあきれる町子さんに、「そうかて主人やもん!」と言い返す孝子さん。あきれるセンセと町子さん。
「あなたがかんだ♪こゆびがいたい♪」と子供たちが「小指の思い出」を歌いながら行進してくる。ニコニコしながら歌っている子供たちに町子さん、「ねぇ、ちょっとみんな。その歌の意味、分かってんの?」と聞く。「分かってるで。『神田さんの歌』や!」と清志くん。それを聞いて吹き出すセンセ(^O^)「あなたが、神田!」と指を差し合って歌う男の子達。「彼らの国語力が心配です」とあきれる町子さん(^-^)一緒になって笑っていた良美ちゃんだったが、不機嫌そうな孝子さんの様子に気づいて、すーっと笑顔が消える。
子供たちが出て行った後、良美ちゃんをもっと遊ばせてはと町子さんが言うが、習い事はつらいもの、子供のため、休んだらお稽古代がもったいない、と聞く耳を持たない孝子さん。歌謡曲も聞かせたくないから気をつけて、とまで言われてしまい、ため息をつく町子さん。
 
その頃、たこ芳では…。住職にピンクのチェック柄のシャツをあてがい「わぁ~お似合いですわぁ」と純子さん。派手じゃないかと気にする住職だが、純子さんに素敵と言われて照れ笑い。そんな様子を店の外からガラス戸越しに見ている大崎のおっちゃんと工藤の大将。「ぼんさん、はしゃいでるがなぁ~頭まで真っ赤になってゆでダコみたいになって」と大崎のおっちゃん(^-^)「確かに聞いたんや。『恋は秘め事、内緒にしときましょ、うふふ』て」と大将。大崎のおっちゃんは純子さんが洋品店で男物を買っているのを目撃したらしい。「…さてはふたりは!」「まさかなぁ…」とこそこそ店内をのぞくふたり。そこにセンセが「なにしてんねや?」とやってくる。ぞろぞろと町子さんと孝子さんもやってくる。店に入ろうとする町子さんたちを制止して「今入ると、ショッキングな風景が」と大将。もめている声にりんさんが戸を開けると店の中に転がり込むおっちゃんと大将。町子さんも転倒し、センセも続く(^O^)助けようとした孝子さんまでその上に…と大騒ぎ(^-^)

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
徳永イシ 岩本多代
大崎俊平 櫻木健一
工藤貞男 荒谷清水
りん イーデス・ハンソン
北村孝子 メイサツキ
北村良美 山崎奈々
徳永由利子 土岐明里
徳永清志 小椋悠聖
徳永登 神保守 
徳永隆 土井洋輝
徳永亜紀 畑未夢
記者 土方錦ノ助
カメラマン 上西雅彦  
花岡孝子(少女・写真) 中山桃
NAC
日本芸能センター
キャストプラン
劇団ひまわり
劇団東俳
グレース

一真 石田太郎
矢木沢純子 いしだあゆみ
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>しげぞうさん
この歌はかなり意味深ですよね(^^ゞ
とく URL 2006/12/15(Fri)23:27:06 編集
小指の思い出
にーはお、しげぞうでございます。

小指・・・って意味を理解していませんでしたが恋心をあらわした歌ですよね?!

まあ、それにしても核家族化と家族の団らんがこの頃から無くなっていく様な感じを認識したしちゃいました。
しげぞう 2006/12/15(Fri)07:56:01 編集
みたいですね~(笑
徳永医院の子達だから、てっきり小指が痛いの方を重視?するのかと思ってしまいました。2度見て、2度患者って聞こえました(笑
スヌー 2006/12/14(Thu)19:19:43 編集
たぶん
「神田さん」の歌かと(;^_^A
とく@携帯から 2006/12/14(Thu)12:59:48 編集
無題
『小指の思い出』が患者さんの歌だとは知らなかった!(>_<)
そういえば、私もワケも解らず歌ってましたっけ?当時の歌って妙に色っぽかったんですね(^_^;)
スヌー 2006/12/14(Thu)09:50:24 編集
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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