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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/07 (Thu)
<あらすじ>カンジ(森田直幸)が熱心に徳一(城島茂)に写真技術を教わる。そんなとき、女学生の町子(尾高杏奈)の友人、梅原(黒田純子)の父が校長を務める小学校で火事があり、天皇皇后両陛下のご真影や教育勅語を安置していた奉安殿が消失する。失火の原因は不明だったが、梅原の父は、責任をとって自殺してしまう。梅原の家族は大阪を離れることに…。大事な人がまた一人、町子のそばから去っていった。
 
神のこひつじ幼稚園集会所。キクちゃんに、カンジくんのことを話そうとしている町子ちゃん。キクちゃんに怒られるんじゃないかとドキドキしながら写真教室に来ている事を話すが、「それで?」と気にしてない様子のキクちゃん。カンジくんには一時的に好意を持っていたけど今はなんとも思ってないみたい。仕事の事と母親の入院とで、それどころではない、とキクちゃん。
 
「おそろいですか?」と竹山さんが野草を持って現れる。竹山さんのメガネ、だんだん壊れていってません?(^^ゞアメリカに行ったとき友人と食べておいしかった、と竹山さん。「アメリカ」と聞いて表情を変え、「センセ、アメリカに行きはったんですか?」と町子ちゃん。戦争が始まる前に渡米した時の事を懐かしむ竹山さん。「もし戦地で(アメリカ人の友人に)出会ったりしたら、僕は彼らに銃を向ける事は出来るんだろうか」とつぶやく。はっとして我に返り部屋を出て行く竹山さん。また痩せたね、ちゃんと食べてるのかな、と竹山さんの体を心配するキクちゃんとシズちゃん。
 
花岡家食堂。↑のように食べ物を心配している人がいる反面、花岡家は食べ物には困っていないようです。テーブルにいくつものおかずが並んでいる。久しぶりにカシワ(鶏肉)が手に入ったようです。子供が生まれる話を知人の料理屋さんに話したら、卵を「内緒」でわけましょう、と言ってくれたと嬉しそうに話す徳一父ちゃん。しかしイトさんに「これ!子供の前で!」と注意される。「よそで言うたらあきまへんで」と子供達をにらむイトさん。「ふたりとも分かってるがな。なぁ?」と徳一父ちゃんに言われ「うん♪」と微笑む孝子ちゃん。…真っ先にしゃべりそうですけど(^^ゞ
「そやけど、不自由な世の中なってしもてなぁ。どっちでもええから、早よ終わってほしいもんやなぁ」とぐちる徳一父ちゃん。「よそで言うたらあきまへんで!」と注意するイトさんに、「そやから二人ともわかってるがなぁ」と言う徳一父ちゃんだが、「あんたに言うてるんです」ときつく言われ、反省しきりの徳一父ちゃん(^-^)
 
翌朝。まだ寝ていた町子ちゃんのもとに、和代さんが新聞を持ってやってくる。寝ぼけている町子ちゃんに新聞を見せて「この小学校、梅原さんが校長先生してはるとこやないの?」と和代さん。ぱっと起き上がり新聞を見つめる町子ちゃん。「奉安殿炎上す」と大きな見出し。奉安殿とは天皇皇后両陛下のご真影や教育勅語を安置しておく施設で、学校の敷地内に建てられていたそうです。新聞を凝視していた町子ちゃん、「出火の原因は不明…当校の梅原校長は…」と絶句して和代さんを見る。「梅原さん…」
 
土手。暗い顔をして座っている女学生トリオ。「お父ちゃん…お父ちゃんのせいやあらへん!」と言うシズちゃんに「分かってる」と町子ちゃん。唇をかみしめ、川を見つめるシズちゃんと町子ちゃん、キクちゃん。
 
花岡写真館、写場。写真技術の本を広げ、ダゲレオタイプ(銀板写真)について解説している徳一父ちゃん。生徒は…カンジくんがただひとり。「へぇ~」と興味津々。突然「坂本竜馬やら土方歳三も、新しいもん好きで、競い合って写真撮ったそうですね」と言いだすカンジくんを笑顔で見ていた徳一父ちゃんだったが、「けど、ただの新しいもん好きと違うて、いつ死ぬかわからへん我が身やからこそ、写真に残しときたかったんとちゃうかな…」とつぶやく。写場をあとにする徳一父ちゃん、やってきた町子ちゃんに「一番熱心や」と耳打ちして笑顔で出てゆく(^-^)
 
カンジくんが見ている本をのぞく町子ちゃん。「今日なぁ、そこの暗幕写真機のぞかしてもろたんや。やっぱり面白いわぁ、写真て」とニコニコしているカンジくんに「そう」と少し嬉しそうな町子ちゃん。
暗幕写真機に首を突っ込んで、「そうかぁ、あれ友達のお父ちゃんなんかぁ」とつぶやくカンジくんとモデル代わりをしている町子ちゃん。カンジくん、新聞もちゃんと読んでるのね(^-^)ご真影も教育勅語も焼けてしもたんやて、と言う町子ちゃんに、「大変やなぁ。せやけど、『写真だけ残して死んでしまう』のと『写真だけ焼けてしまう』のと、どっちが大変なんやろか…ほんまのとこ」と考え込むカンジくん。「陛下のご真影やねんで!ただの写真とは話が違う!そんなこと、よそで言うたらあかんで!」と、イトさんゆずりの厳しい口調で迫る町子ちゃんに圧倒されるカンジくん。
カンジくん、夏休みに入ったら、徳一父ちゃんと野外撮影に行く約束をしたみたい。「写真、面白いの?」と聞く町子ちゃんに、「写真は光の芸術や」と徳一父ちゃんのまねをするカンジくん。「もう一回やるぞ」と、また暗幕写真機に首を突っ込むカンジくんと、「まだやんのぉ?」と言いつつも笑顔の町子ちゃん。「なんか面白んないなぁ」とつぶやくカンジくんにモデルさんぽいポーズをとる町子ちゃんだが、「被写体があかんからや!」と言われ「なんやて!もういっぺん言うてみ!」とカンジくんを追いかけまわす町子ちゃん。仲のよろしいことで(^-^)
 
花岡家食堂。「いや~あの子は見所あるわ。写真の見方が他の子とは違うわ」と、うなる徳一父ちゃん。いずれはカンジくんに技師で来てもらう事を本気で考えているみたい(^^ゞ
和代さんに食欲があるので生まれてくる子は男の子かも、とイトさん。「そや、男や。今度は『男』と決めてんねん」と言う徳一父ちゃん、「お父ちゃんが決められんの?」と真顔でたずねる孝子ちゃんに「そうや!お父ちゃんの子や。お父ちゃんが決めんねん」とおどける。
家族が談笑しているところに「マコちゃん!マコちゃん!」と玄関のほうからキクちゃんの声がする。
 
玄関。血相を変えたキクちゃんから「梅原さんのお父さんが…お父さんが亡くなりはったて…」と聞き動揺する町子ちゃん。シズちゃんのお父さん、自殺したらしい。。
 
夜、お勝手場。まんじりともせず暗い顔でお茶を飲んでいるイトさん。和代さんが町子ちゃんに寝るように言って戻ってくる。徳一父ちゃんは、シズちゃんのお父さんの学校の式の写真をずっと撮りに行っていたこともあり、おくやみに出かけているようだ。その徳一父ちゃんが帰ってくる。塩の入ったつぼを手にして玄関に向かう和代さん。和代さん、うなだれている徳一父ちゃんに「清め塩」を渡そうとするが、家に入れてもらえなかったから必要ない、と徳一父ちゃん。父の帰宅に町子ちゃんが階段を駆け下りてくる。
 
座敷。奉安殿が焼けた責任を取る、と書かれた手紙の存在を語る徳一父ちゃん。死因が自害、ということで通夜も葬式も家族だけでひっそりと執り行うらしい。じっと聞いていた町子ちゃん、我慢できずに涙をためて部屋を出てゆく。「子供さん残してな、せつないこっちゃ…」と悲しむイトさん。徳一父ちゃんと和代さんも暗い顔をして黙っている。真っ暗な町子ちゃんたちの部屋。部屋の真ん中でぐっと涙をこらえている町子ちゃん。それから数日、シズちゃには会えない日々が続いた。
 
数日後、土手。「長崎?」と、シズちゃんの顔を見る町子ちゃん。「長崎、かぁ…」とキクちゃん。奉安殿消失の事で、いづらくなったお母さんの発案でシズちゃんの叔父さんのいる長崎に行く事になったらしい。シズちゃんだけでも大阪に残ってほしい町子ちゃん達だが、お父ちゃんが亡くなって、お母ちゃん一人には出来ない、だから一緒に長崎に行く、とシズちゃん。「また会えるわ。思てるほど遠い事あらへん、長崎なんて」と立ち上がり川を見つめるシズちゃん。この時期に長崎へ…シズちゃん、無事でいて。。シズちゃんの後姿を見つめていた町子ちゃん、すっと立ち上がり、「我がたましいの~慕いまつる~イエス君のうるわしさよ~」と賛美歌を歌い始める。キクちゃんも立ち上がり、町子ちゃんのあとに続いて歌いだす。流れる川を見つめて歌い続ける町子ちゃんとキクちゃん。それを嬉しそうに黙って聞いていたシズちゃん、町子ちゃん達を見て再び川を見つめ、胸を張る。町子ちゃんの大事な人がまた一人、去ってゆきます。。

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
花岡イト 宮田圭子
竹山牧師 金替康博 
野村カンジ 森田直幸
花岡孝子(女学生) 中村愛
キク 小原早織
梅原 黒田純子
劇団東俳
グレース

花岡徳一 城島茂
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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