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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/04 (Mon)
<あらすじ>町子(藤山直美)は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き続ける。昭和19年、戦況は、ますます厳しくなっていた。女学生の町子(尾高杏奈)は、好きな小説に集中できず楽しくない毎日を過ごしていた。学校に持ってきていた「初恋」の小説を教師に没収され、町子は不満を募らす。一方、友人のキク(小原早織)の持っていた聖書は没収されず、町子はキクから聖書を借り読みふける。そして、自分のあるべき姿を見いだし…。

昭和19年が明けて。戦況はますます厳しくなっていました。花岡写真館、表。ショーウインドウに昌江さんがご主人らしき人と写っている写真が飾られている。たぶん結婚しちゃったんですね(^-^)

花岡家裏。郵便屋さんが、道を竹ぼうきで掃いている町子ちゃんに郵便を手渡す。数通の郵便の中に信次くんからの葉書がある。

<信次くんの手紙>
拝啓 寒い日が続いていますが、みなさま元気にお過ごしでせうか。
こちらのほうは家族みな相変わらず呑気に過ごしています。
私は一月十五日、岡山で入営することになりました。
みなさまにくれぐれもよろしくお伝へください。
和代さんが剥いてくれた桃の味が今でも思ひ出されます。 敬具


昨年秋、常太郎さんが亡くなってから泣き暮らしていたバアバア婆ちゃんも、あとを追うように年があけてすぐ亡くなったそうだ。。

お勝手で信次くんからの葉書を見ている和代さん。町子ちゃんに声をかけられ、「入営したからゆうて、すぐ戦地に行くわけやなし、心配したかてどうにもならへん」と口では強がっているが動揺は隠せない。心配する町子ちゃんを学校に追い立てる和代さん。

町子ちゃんたちの部屋。「信次にいちゃんに会える、会えない、会える…」と花占いをしている町子ちゃん。最後の花弁に「会えない」が来て、つまらなそうに花を投げ捨てる町子ちゃん。ため息をついて寝転がり、足をバタバタさせていると孝子ちゃんが入って来る。「何してんの~?」と聞く孝子ちゃんに「儚(はかな)い…」とつぶやく町子ちゃん。すかさず「履(は)いてるやん」と町子ちゃんのモンペを指差す孝子ちゃん。それ…意味ちゃうで(^O^)「あんたにはわからへん!」と怒る町子ちゃん。

女学校。生徒たちが落ち葉を掃除をしている。キクちゃんが渡り廊下の段に腰かけ、考え事をしている。その後ろで雑巾がけをしているシズちゃん「まだでけへんの?」と声をかける。「まだ~」というキクちゃんを見かけ、「何サボってんの~」と町子ちゃん。キクちゃんは卒業の寄せ書きに書く言葉で悩んでいるようだ。「こら!そこ!」と先生に注意され「すいません!」と頭を下げ、あわてて雑巾がけを始める女学生トリオ。

校庭で竹やりの訓練をしている生徒たち。このころの町子ちゃんは勉強にも軍事教練にも集中できず、自分の行くべき道に迷っていた。先生の話に「はい!」と返事をしている生徒の中で、町子ちゃんだけうわの空で返事をしない。

廊下。「自分のあり方」について語り合っている女学生トリオが歩いてくる。「こうなりたい、という理想の姿」と言う町子ちゃんに、卒業したら早く結婚する、とキクちゃん。勉強して、仕事して、縁があったら結婚、とシズちゃん。マコちゃんは小説書くんでしょ、と聞かれ「仕事とか結婚とか、そういうのと違うの。…こういう人になりたい、という心構え!」と町子ちゃん。「スカーレット・オハラみたいに強い性格になりたいとか。それかメラニー婦人みたいに優雅になるか」と言う町子ちゃんに、「分かった!マコちゃん、アメリカ人になりたいんやね」とキクちゃん(笑)「そんなわけあれへんやろ?ええわもう…」と肩を落としてさっさと行ってしまう町子ちゃん。

夜、花岡家食堂。イトさんがテーブルに食事を並べている。5人分かぁ…寂しくなったね。。半年前に新しく来た写真技師さんも出征してしまったようだ。写真館は徳一父ちゃん一人で切り盛りしているみたい。茂さんは独立してお店構えたのかな?
町子ちゃんがきて徳一父ちゃんに新聞の所在を聞く。徳一父ちゃんが町子ちゃんに新聞を渡そうとしたとき、イトさん「町子それ、バアバア婆ちゃんに…」と言いかけてはっとする。まだバアバア婆ちゃんが亡くなって日も浅いからね…悲しいシーンです。
新聞に神社で毎朝、必勝祈願のお百度参りをしている少女の話が載っている。それを見て「これや!ううん、大和撫子でいこう」と笑顔になり、ご飯も食べずに部屋を出て行く町子ちゃん。

翌朝早く。近くの神社に向かった町子ちゃん、「どうか日本が勝ちますように」と柏手をうってお百度参りを始める。たまに通り過ぎる神主さん。6回目あたりで疲れてフラフラになる町子ちゃん。そんな町子ちゃんを見て「まだ見つかれへんのか?落としもん探してんのやろ、大事なもんか?」代わりに探してやるから学校へ行きなさい、と神主さん。「落としもんやありません!」と叫んで走り去る町子ちゃん。ふふ、裸足でやってたら探し物してるのと勘違いされなかったかもね(^O^)

女学校、廊下。「大和撫子にもなられへん…」とぼやきなから歩いている町子ちゃん。外から「どういうつもりですか!こんなもの読んで恥ずかしくないんですか!?」と女先生が怒っている声がする。こっそり様子を見る町子ちゃん。「恋時雨新撰組、恋愛ものは一切いけません、と言ってあるはずです!」と先生に怒られているキクちゃんとシズちゃん。その場を逃げようとする町子ちゃんだが「花岡さん」と先生にバレバレ(笑)そりゃそうだ、キクちゃん、町子ちゃんが隠れている方ずっと見てたもん。その視線に気づいてたね、先生(^O^)

女学生トリオが並んで先生から持っている本をチェックされている。シズちゃんの「代用食の研究」はセーフ、町子ちゃんの「初恋」はアウト。理由は「こういうものを読んでいると、だんだん不良行為にふけるもの」だからだそうです。しかし納得ができない町子ちゃん。キクちゃんの「聖書」はぎりぎりセーフ。先生から「信仰にはとやかく言えませんが、西洋かぶれにならないように」と釘を刺される。
 
キクちゃんから聖書を借りた町子ちゃん、路面電車に乗っている。聖書を開き読んでみるが、町子ちゃんにはちんぷんかんぷん。とその時、空襲警報が鳴り響き、電車が急停止。「そこのビルの地下に非難してください!」と言われ、あわてる乗客。
 
ビルの地下。すでに多くの人が避難している。赤ん坊の泣き声にイライラしている男の横をすり抜け階段を下りて行く町子ちゃん。階段に腰を下ろして聖書を開くと、「アーメンか」という声。カンジくんだ。まったく気づかなかった町子ちゃんに対して「僕はすぐにわかったで」とカンジくん(^-^)町子ちゃんの隣に座りしゃべりだす。黙って聞いていた町子ちゃん、「大変やったんだから、あのあと」と、白秋の本を受け取った事でキクちゃんとの仲が悪くなった事を話そうとするが、キクちゃんが誰かも覚えていないカンジくんには通じない。聖書のほかに読んだ本を聞かれ「初恋」と言うと「ツルゲーネフ?!」とカンジくん。カンジくんもいろんな本読んでるんですね(^-^)先生に本を取り上げられた事を「不良行為にふけるようになります」と先生の物まねしてみせる町子ちゃん。「不良行為ってなんや?(笑)」「しらん(笑)」と大きな声で話しているのが気にさわった男に「やかましいんや、お前ら!」と怒鳴られる。しかし逆に男の声で、泣き止んでいたはずの赤ん坊がまた泣き出し、母親に怒られる男、平謝り(笑)この人、ダチョウ倶楽部の竜ちゃんかと思った(^O^)
警報が解除になり、「あ、これ、なかなかの芸術やで」とカバンから本を取り出して町子ちゃんにさっと渡すカンジくん。「代用食の研究…?」と、けげんそうな町子ちゃんに「ン?間違うた、こっち。貸しといたるわ、またな」と目配せして去ってゆくカンジくん。むむ、カンジくん、町子ちゃんに気があるとみた(^_^)v「代用食の研究」って町子ちゃんもシズちゃんも持ってたから、当時のベストセラーなのかな。。
 
町子ちゃんたちの部屋。カンジくんが貸してくれた『罪と罰』の表紙を見て「けったいな子…」とつぶやき、関心なさそうに机の上に置く町子ちゃん、聖書を開き、「父よ彼らをお許しください…」と読み出す。徐々に目がキラキラとして、「これや!」と立ち上がり、「ああ父よ!あたしは、あたしの魂を、あなたの御手にゆだねます」と十字架に縛り付けられているように格好をする。「これや、これこそ、気高き精神や」とウットリしている町子ちゃん。今度は聖書の中に自分のあるべき姿を見出した町子ちゃんなのでした(^-^)
 
座敷。孝子ちゃんが火鉢で干し芋を焼いている。それを目にした町子ちゃん、「孝子、なにかお姉ちゃんにして欲しい事、あらへん?」とやわらかい物言いで近づく。きょとんとしている孝子ちゃんに「のどは、渇いてへん?おなかは、すいてへん?」と微笑みながら顔を近づける町子ちゃん。少し考えて「いらん!」と言って火鉢を抱える孝子ちゃん(^O^)干し芋を狙われてるとでも思ったんかな?(^^ゞカッとなる町子ちゃんだがすぐに思いとどまり、「そう、ほな、じっくり勉学にいそしみたまえ」と優しく微笑みながら立ち上がる。そして、とってつけたように孝子ちゃんの頭をなでて去る。
そこにやってきた和代さんに「お母ちゃん!おねえちゃん、何かけったい!」と孝子ちゃん。「ん?いつものことですがな」とさっさと行ってしまう和代さん。そりゃそうだとばかり、こっくりうなずき、また火鉢に走り寄る孝子ちゃん(^-^)
 
土手、町子ちゃんたちの指定席。町子ちゃんが新作「祈りの乙女」をキクちゃんとシズちゃんに読み聞かせている。今度のお話は二人にも好評だ(^O^)「聖書読んでると、このへん、すーっと澄み渡ってくる」と胸を押さえる町子ちゃん。「私、修道院に入ろうかしら」と言い出すキクちゃんに「いきなりやなぁ」と町子ちゃん。「それもそうやね」ってキクちゃん、漫才かよっ(^^ゞ
「ねぇ、ちょっと行ってみいへん?」と二人の話をそわそわして聞いていたシズちゃんが切り出す。「あたし、見つけてん」と自慢げにメガネを上げるシズちゃん。
 
そして女学生トリオ、「神のこひつじ幼稚園」の前にやってくる。建物を見つめている三人。シズちゃん、「見つけた」ってことは聖書に興味があったのかな?それは明日分かるのかも。。

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
花岡イト 宮田圭子
野村カンジ 森田直幸
花岡昌江(写真) 尾野真千子
信次(回想) 宮崎将
花岡孝子 中村愛
教師 金哲義
キク 小原早織
梅原 黒田純子
竹山あけ美
後藤基冶
榮未愛
南谷峰洋

花岡常太郎 岸辺一徳
花岡徳一 城島茂
花岡ウメ 淡島千景


※宮崎将さんの「ざき」は、PC環境によっては正しく表示できないためここでは「崎」を使用しています
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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