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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/12/12 (Tue)
<あらすじ>終戦を迎え、町子(尾高杏奈)は心の中が空っぽになっていた。一方、徳一(城島茂)が体の不調を訴えて寝込んでしまう。生計を支えるために和代(鈴木杏樹)と町子は働き始め、町子は大事にしていた本をあらかた売ってしまう。やがて徳一は、帰らぬ人となる…。こうして、現代の町子(藤山直美)は、自分が生き抜いた戦中戦後の大阪の物語を書き上げ、出版する。

長屋・花岡家。台所では和代さんがきゅうりを切っている。横で野菜を洗っている町子ちゃん。玄関から「こんにちは」と声がする。和代さんが見に行くと長屋の大家さん。「終わりましたなぁ~。やっぱり神風は吹きまへんでしたなぁ」と大家さん。お嬢ちゃんらに、とサツマイモをくれる。「お互いに元気出して、頑張りまひょ」と大家さん。いい大家さんでよかったね(^-^)
夕暮れの中、徳一父ちゃんが縁側にじーっと座っている。町子ちゃんは徳一父ちゃんの疲れた背中が気になっている。
 
終戦からひと月もたたない頃、体の不調を訴えて徳一父ちゃんは寝付いてしまう。長屋の二階に床を敷いて寝込んでいる徳一父ちゃん。枕元には愛用のカメラが置いてある。枕元、といっても枕ではなく、座布団を二つ折りにして使っている。
 
夜。徳一父ちゃんが眠っている隣の部屋で、ろうそくの灯りの中、町子ちゃんが書き物をしている。軍国少女だった町子ちゃんに戦争の正体が初めて見えてくる。徳一父ちゃんは、空襲で大切な写真館を失ったショックから病気になってしまったのだと。。
 
朝、町子ちゃんがお弁当を作っている。ご飯の上にめざしを乗せただけのお弁当。「町子、ほな行くわな」と和代さんが出かけてゆく。寝込んでしまった徳一父ちゃんに代わって生計を支えるために、和代さんは信夫ちゃんを知人に預けて、朝から夜まで私立高校の食堂で働き始めたそうだ。
 
「お父ちゃん、きょうは調子良さそうやわ」と、2階から孝子ちゃんがセーラー服にモンペという姿で降りてくる。「わたし今日、午前中だけやから、晩の支度しとくわ」と町子ちゃん。「病院寄ってお父ちゃんの薬もろてこな」と、あわただしくお弁当を包んで出かける孝子ちゃん。町子ちゃんは2階の徳一父ちゃんが気になる。布団の中で起き上がり、外をぼんやり見ている徳一父ちゃん。
 
夜、長屋・花岡家。すっかり元気の無くなった徳一父ちゃんは食事のときも2階から降りてこなくなっていた。「あしたお休みやから買出し行ってくるわ。着るもんかて、処分できるもんはせんとな…」と和代さん。しばらく考えていた町子ちゃん、「私も行く。私のもんも売って、それで野菜買お」と言い出す。「あんたのもんて…まさか…」と和代さん。「食べる事が先や」と言って作り笑顔で食事を始める町子ちゃん。
 
朝、長屋の2階。町子ちゃんのすすり泣く声に気づいて目を開ける徳一父ちゃん。すりガラスのむこうの町子ちゃんの影に向かって「町子、どないしたんや」と声をかける。「なんでもあらへん」と町子ちゃん。
 
隣の部屋では町子ちゃんが泣きながら風呂敷の上に本を並べている。日本人形を抱き上げ、本の上にそっと置く町子ちゃん。泣きじゃくりながら次の人形も抱き上げる。それを階段の上がりはなで辛そうに見ている和代さん。
 
神社の境内。町子ちゃんと和代さんが買出しに来ている。農家の人からナスを「おまけや」ともらって喜ぶ町子ちゃん。良かったなぁ、と町子ちゃんを見る和代さんの背中には信夫ちゃん。野菜を受け取って立ち上がる町子ちゃん達に「おおきに」と言って本を後ろに置く農家の人。町子ちゃんの人形も近くに置いてある。荷物の重さによろける町子ちゃん、「ようけわけてくれはったなぁ」とかみしめるように言う。自分の大切な本と交換した野菜の重みを感じながら。。
ふと空を見上げる町子ちゃん。「空、もう怖いもん、降ってけえへんねんな。生きてんねんな、あたしら」と和代さんを見る。同じように空を見つめて「せや、生きてるんや。あたしら」と町子ちゃんを見てうなずく和代さん。そのとき、初めて戦争が終わった事を実感したかもしれない、と回顧している小説を書いている町子さん。
 
そして…昭和20年の暮れ。徳一父ちゃんは44歳の若さでこの世を去る(>_<)
縁側で信夫ちゃんをあやしている和代さんと孝子ちゃん。信夫ちゃんの手には…徳一父ちゃんの愛用のカメラ。。そんな信夫ちゃんを優しく微笑んでみている和代さん。
 
戦中戦後を生きた町子ちゃんたち花岡家の人たちの思い出が走馬灯のように流れる。「了」と記して、膨大な枚数の原稿を前にして大きくため息をつく町子さん、やがて達成感から笑顔になる。
この日町子さんは自分が生き抜き、その目で見、その耳で聞き、その心で感じた戦中戦後の大阪の物語「楽天乙女」を書き上げたのでした。
 
「楽天乙女」が本になって。。徳永家。町子さんがよそ行きの格好で外出から帰ってくる。町子さんの気配を感じ、あわてて「楽天乙女」を閉じてお茶を飲み出すセンセ。テーブルの上の「楽天乙女」を見つけて、センセに感想を求める町子さんだが、センセは町子さんと目をあわせようとしない。「うん、まぁ、こんなもんやろ」とだけ言ってさっさと居間を出て行ってしまう。「愛想のない人やなぁ。『思たよりも良かったで』とか、なんか一言ゆうてくれたらええのになぁ」とぼやく町子さん。
 
応接間。「おいしいカステラ買うてきましたんでね」と入ってきた町子さん、涙で化粧の崩れたひどい顔をしている純子さんを見つける。「どうしはったんですか?」と心配する町子さんに、黙ってそっと「楽天乙女」を見せる純子さん。「今ぁ、あだし読み終わりましてぇ、んもぅ~いろんなもの…思い出してしまって…」と胸を押さえて涙声で語る。「矢木沢さん、べっぴんさん台無しですよ」と町子さんに言われ、「あん?いやははは、顔洗ってきますね」と立ち上がる純子さん。「ありがとう…健次郎さんなんかね、なんにも言うてくれへんのですよ」と沈んでいる町子さんを見て、「ぐふふふふふふふふえふふふぐふふふ」と意味深な笑いをする純子さん。町子さん、たじろぐ(笑)
 
診察室。タオルで顔を拭いているセンセ。そこに「センセ、ぼちぼち午後の診察始めましょうか」と鯛子さんが入って来る。鼻をすすり鯛子さんの目を見ようとしないセンセの様子に気づき、「センセ、どないしはったんですか?」と鯛子さん。顔を見られないようにウロウロするセンセの顔をのぞきこみ「目ぇ真っ赤ですよぉ!?何があったんですか?」と鯛子さん。「センセ、泣いてたでしょ」と言われ「誰が!」と動揺するセンセ。執拗にセンセの顔をのぞきこみ「何があったんですか、言うてくださいよ。センセと私の仲やないですか。ん、もう気になる」と鯛子さん。『センセと私の仲』のほうが僕は気になりますが…(^^ゞ
いたたまれなくなったセンセ、診察室の外に逃げる。「センセ!泣いてたでしょ」と追いかける鯛子さん。再び診察室に戻り「私に言ってください、センセ!」と鯛子さんに捕まり大声を出されて直立不動になるセンセ(笑)
 
仕事部屋。町子さんが新刊「楽天乙女」を本棚に並べている。そこに一本の電話が入る。大きな作品を書き上げ、ほっとしている町子さんですが、またもや騒動が持ち上がろうとしていました。
「またもや」て(^^ゞああ、鯛子さんは来週まで出番なしか…しょぼん(笑)

<きょうの出演>
花岡町子 藤山直美
徳永健次郎 國村隼
片平鯛子 小西美帆

花岡和代 鈴木杏樹
花岡町子 尾高杏奈
花岡常太郎(回想) 岸辺一徳
花岡イト(回想) 宮田圭子
信次(回想) 宮崎将
野村カンジ(回想) 森田直幸
花岡孝子 中村愛
大家 高見国一 
NAC
グレース
劇団東俳
日本芸能センター 

花岡徳一 城島茂
矢木沢純子 いしだあゆみ
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>スヌーさん
ども~(^O^)/
いや~参りました。オープニングでいきなり3人目に名前出てくるし、センセに意味深な事言うし(^^ゞ
おかけで寝込んじゃいましたよ(冗談)(^^ゞ
とく URL 2006/12/13(Wed)21:27:53 編集
ごぶさたです!
回想シーン、涙なくしては見られませんでしたね。先生の作品では、静かに深く反戦を訴えられています。ドラマの方も、さらりとした描き方の中に、今までの戦時中ものにはなかった戦争の酷さや人の温かさを見たような気がします。
久々の現代シーンの楽しさが、越えてきた道のりゆえにいっそううれしく思えますね。
ところで!鯛子さん!
『先生と私の仲』ってどんな仲?うふっ、とくさんのアセる顔が見物じゃぞ(^-^)
明日から、リトル町子ちゃんがまた見られるんですね!ティーン町子ちゃんもよかったし、カンジ君もよかった!ベテランの俳優さん達に混じっても、光る子役さんばかりですね!
スヌー 2006/12/12(Tue)22:33:26 編集
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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