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NHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」視聴記
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2006/11/28 (Tue)
<あらすじ>花岡写真館の技師の浦田(にわつとむ)も兵隊に召集されることになった。だが、女学生の町子(尾高杏奈)は浦田の出征を心から祝う。浦田は、そんな町子をけげんに思う。結婚を控えている町子の叔母・昌江(尾野真千子)も「町子には好きな人がいないからわからないのだ」という。そんな中、町子が愛国小説を書いていることをカンジ(森田直幸)に話すと、カンジは町子に日本軍の非力さと尋常でないさまを告げるのだが…。

 
ある日の夕暮れ、花岡家裏。召集令状が来た浦田くんが町子ちゃんに敬礼をする。黙って力強くうなずく町子ちゃん。「お国のために戦うんやね」と言う町子ちゃんに、「うん、まぁ、せやなぁ…」と気のない返事の浦田くん。「男の人は…ええなぁ」と言う町子ちゃんに「意味分かってるか?戦争行ったら、鉄砲の弾に当たって死んでしまうかもわからへんのやで?」と聞く浦田くん。「ニッポンとニッポンの国民を守るためやし、私もその覚悟はできてる」と言い放つ町子ちゃん。町子ちゃんの勇ましい言葉に「はい…」と言うしかない浦田くん。
 
次の日曜日。花岡家食堂では浦田くんの壮行会が行われている。神妙な面持ちで常太郎さんからお酌してもらう浦田くん。この頃は配給制で、お酒は配給券をいっぱい貯めないと手に入らなかったみたいですね。手を合わせて弾に当たらないおまじない「天気予報!天気予報!」をする常太郎さん。僕は、亡くなった祖父から天気図を腹に巻いておくと弾に当たらないというのを聞いたことあります(^^ゞ浦田くんに、弾には当たるな、逃げろ、と言って笑っている家族を見て「兵隊が逃げたら誰が戦うの…」と、ふくれている町子ちゃん。ふと見ると昌江さんが涙をこらえている。「昌江ねえちゃん?」と町子ちゃんに声をかけられ、ついに泣き出して部屋を出てゆく昌江さん。
昌江さんの去ったほうをじっと見ていた常太郎さん、「あ!」と、何かに気づいたように浦田くんのほうを見る。つられて町子ちゃんも「え?」と浦田くんを見る。花岡家のみんな、昌江さんが去ったほうと浦田くんを何度も見る。状況を理解した浦田くん、「え!?ち、違いますよ!違います!違います!」と焦る。常太郎さん、昌江さんが急に泣き出すから、浦田くんと昌江さんの間に何かあると思ったんですね(^O^)
 
昌江さんの部屋。心配して町子ちゃんが様子を見に来る。「みんな行ってしまうんやなぁ、って。いつか…あの人も行ってしまうんやな、って。そう思たら…」と昌江さん。「しょうがないやん。ニッポンを守るためやもん。私が男に生まれてたら、よろこんで戦いに行く」と言う町子ちゃんに「マコちゃん好きな人いてへんからや」と昌江さん。この前、電車の中でも同じ事言われましたよね。何も言えずに電車降りちゃったけど、今回は「関係あれへん」ときっぱり言う町子ちゃん。
「人、好きになったら、さみしいて不安で、たまらんようになんねん。マコちゃん、まだきっと知らんねん」と言って部屋を出て行く昌江さん。うつむいて昌江さんの言って意味を考えている町子ちゃん。
 
花岡写真館、写場。愛しそうにカメラを手入れしている浦田くん、そっとカメラを収納棚に置き、あたりを眺める。そして、お客さんがいつも立つスクリーンに向かって「ありがとうございました」と深々とお辞儀をする。うしろでその光景を不思議そうにじっと見ている町子ちゃん。町子ちゃんには、みんながしんみりしているのが理解できないんでしょうね。
 
女学校、裁縫室。座って裁縫をしているキクちゃんとシズちゃんに、「最後ノ一人マデ」を読んであげている町子ちゃん。退屈そうなシズちゃんに気づいた町子ちゃん、「どないしたん?」と聞く。「ずっとアンマガダ人しか出てけえへんの?」と不満をもらすキクちゃん。「そやから、横暴非道なカメリア人軍に祖国を蹂躙された南洋のアンマガダの人々の話やないの」と町子ちゃん。「どこにあんの?その国」と聞くシズちゃんに、笑顔で「架空の国」と町子ちゃん。日本の今置かれている状況を架空の国に見立ててお話にしたと力説する町子ちゃん。「そんな戦争ごっこ、男の人に任しといたらええやないの」と言うシズちゃんに、「あんた!そんな事では大東亜共栄圏の名士になられへんし、もっと日本人としての自覚を持たな」と怒鳴る。町子ちゃん、雑誌捨ててる子供に怒鳴ってた町子さんにそっくり(^^ゞ
 
<梅原志津江の詩「乙女と子猫」>
いま想い出の丘越えて
ゆうべの雲は帰るけど
乙女が胸に抱いていた
かわいい子猫は帰らない
乙女よ乙女 なんで泣く
 
「子猫の死んだん、詠ったの」と言うシズちゃんに「あんた、猫飼うてえへんやん」とすかさずつっこむ町子ちゃん。キクちゃんは、町子ちゃんのお話よりシズちゃんの詩のほうが好きなようだ(^O^)相手にされず、ふてくされている町子ちゃん、ふと廊下を見る。英語教師の黒沢センセが笑顔で男性教師と話し合っている。町子ちゃんたちに気づいて裁縫室に入ってくる黒沢センセ。朝ドラヒロイン経験者から菊池麻衣子さんも登場(^O^)たくさんもらったお守り、まだ持ってるかな?って、それは「ふたりっ子」の中のお話(^^ゞ
敵性語の英語を教えられなくなったので家政科の和裁教師になった黒沢センセ。「こんなに邪魔者扱いせんかてええのにね」と笑って英語の本を置く。
 
女学校からの帰り道。女学生トリオ、暗い顔をして歩いている。「敵性語の本はみんな捨ててしまうのやろか」と言うシズちゃんに、「家政科のセンセになりはるやて、びっくりしたわ」と町子ちゃん。「ほんま、ネズミに水やわ~」とキクちゃん。町子ちゃんとシズちゃん、「寝耳、に水!」と声をそろえてキクちゃんをにらむ。キクちゃん、面白すぎるぞ(^O^)もしかして…わざとぼけてる?(^^ゞ
「えっ!ネズミやないの?」と真顔で聞くキクちゃんに「なに言うてんの、キクちゃん。ネズミに水かけてどないすんの」とシズちゃん。ナイスツッコミ(^O^)
はぁ~っとため息をつき、「トムソーヤはどないなんのやろ。なんや、どんどん面白ないようなってゆく」とつまらなそうな町子ちゃん。敵には戦争で勝たなければ、と思っていても敵の使う英語の本が読めなくなるのは嫌なんですね。
 
夕方、笹村家二階。「少女の友、さみしなったなぁ」と言う町子ちゃんに「やっぱり、中原さんの絵がないとね~」とキクちゃん。中原淳一の描いた絵の表紙の「少女の友」をうっとりしながら見つめる女学生トリオ。「空襲のときは絶対これ持って逃げんねん」と言うキクちゃんに「あたしも!」と笑顔の町子ちゃん。
「アイスクリーム食べたいなぁ~」「金時アイス、アイスもなか、みつ豆」「うぐいす餅、桜餅、かしわ餅~」「いや~もうやめて~」と笑顔ではしゃぐ女学生トリオ。「はぁ~『欲しがりません、勝つまでは』かぁ~」と町子ちゃん。「『贅沢は敵だ』」とシズちゃん。「贅沢は…素敵だぁ~」と乙女ポーズのキクちゃん。「キクちゃん、なに言うてんの~」と笑いあう女学生トリオ。やはりキクちゃんは生まれながらの「言葉遊び」の天才なのかも(^O^)
 
町子ちゃんが階段を下りると、こちらに背を向けてカンジくんが仕事を終えて手を洗っている。それに気づいた町子ちゃん、さっと目をそらす。町子ちゃんに気づいたカンジくん、「よぉ!」と腰手ぬぐいで手を拭きながら声をかけてくる。「お待ちどう」と降りてきたシズちゃんとキクちゃん。また町子ちゃんとカンジくんが一緒にいるのを見たキクちゃん、不安そうな顔をする。気安く話しかけてくるカンジくんを無視してさっさと歩いてゆく町子ちゃん。それをうしろでじっと見ているキクちゃん。わ~、なんか町子ちゃんとキクちゃんの間に起こりそうなムード(^^ゞ
笹村工業の前でシズちゃんと別れた町子ちゃんの進むほうにカンジくんも歩いてゆく。
 
川べりの道。足早に歩く町子ちゃんの後ろに、少し距離を開けてカンジくんも歩いている。振り向いて「ついてこんといて!」とむすっとしている町子ちゃんに「オレもこっちやねん」とカンジくん。「なんか怒ってる…」と言うカンジくんに「あんなとこでしゃべらんといて」と怒鳴る町子ちゃん。「ほな、どこやったらええの?」とカンジくん。足を止め、カンジくんを見る町子ちゃん。
 
土手に腰を下ろし、川を眺めて「気持ちええなぁ~」とカンジくん。少しモジモジしながら「なんで、分かったん?こないだ、『あんた、なんか書いてんねんやろ?』て」と町子ちゃん。やっぱ、気にしてたんだね(^O^)「ああ…」と思いだし、町子ちゃんの手元を指差し「おっきいタコ」とカンジくん。やた~予想通りだった(^_^)v
「どんなん書いてんの?谷崎みたいなやつ?」と聞くカンジくん。「ちょっと違う。横暴非道なカメリア人に祖国を蹂躙された南洋のアンマガダ人がわずかな武器と兵力を持って必死に戦うの。愛国小説」と町子ちゃん。<わけわからんなぁ>って感じで聞いてるカンジくん(^O^)あ、今気づいた。「カメリア」って「アメリカ」のことか(^^ゞ「女学生はみんなそんな勇ましい事考えてんのか」と顔をしかめるカンジくんに、「銃後を守る婦女子には気概が必要なの!」と町子ちゃん。
戦争に勝てると信じている町子ちゃんに、「新聞の言うてることだけ鵜呑みにしてたらあかん」とカンジくん。中学生でもなんか大人ですね。サツマイモで作った燃料で飛行機を飛ばそうとしている事や、竹やりで敵機を落とせ、焼夷弾はバケツの水で消せ、そんな大人たちの言動に不信感を抱いているカンジくん。さっきまで威勢の良かった町子ちゃんだったが、カンジくんの話を聞いて考え込んでしまう。
中学には行ってないの?と聞く町子ちゃんに、もうすぐ勤労動員で勉強できなくなるし、食べることが先、とカンジくん。「おなか減った~」と寝ころぶカンジくん。町子ちゃん、大人びた事を言うかと思ったら子供っぽいところを見せるカンジくんに興味を持ったのでは?(^^ゞ
「私そろそろ帰る。ついてこんといてな」と言う町子ちゃんに「行かへん行かへん」とスナップを効かせて手を横に振るカンジくん。なんとなく、つまらなそうな顔をする町子ちゃん。やっぱり…(*^o^*)
 
花岡家。町子ちゃんが帰ってくると、孝子ちゃんがあわてて階段を下りてくる。「早よぉ、早よぉ」と孝子ちゃんに手を引かれて階段を上がる町子ちゃん。写場では常太郎さんと徳一父ちゃんが、写真を撮る準備をしていた。女優さんの写真を撮るみたい。その女優さんを町子ちゃんは知っているらしく、憧れのまなざしで見つめている。ブロマイドではいつも怒っているみたいと言われる、と言う女優さんに「りりしいお顔立ち、ということでしょう」と常太郎さん。相変わらずうまいこと言うね(^O^)
明日も気になる事が山積みだ(^-^)

<きょうの出演>
花岡町子(語り) 藤山直美
花岡町子(女学生) 尾高杏奈
花岡和代 鈴木杏樹
古城あやめ 愛華みれ
花岡昌江 尾野真千子
花岡イト 宮田圭子
黒沢絹子 菊池麻衣子 
花岡茂 西川忠志
浦田 にわつとむ
花岡孝子(女学生) 中村愛
野村カンジ 森田直幸
キク 小原早織
梅原 黒田純子
劇団東俳
劇団ひまわり
キャストプラン
グレース
NAC
達人倶楽部

花岡常太郎 岸辺一徳
花岡徳一 城島茂
花岡ウメ 淡島千景
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ただ今の時刻は…
連続テレビ小説    「芋たこなんきん」
2006年10月2日スタート!
全151話


総合:毎週月曜~土曜
午前8時15分~
BShi:毎週月曜~土曜
午前7時45分~
BS2:毎週月曜~土曜
午前7時30分~


<再放送>
総合・デジタル総合
月曜~土曜
午後0時45分~1時00分
衛星第2
月曜~土曜
午後7時30分~7時45分
土曜
午前9時30分~11時00分
(1週間分をまとめて放送)


@「芋たこなんきん」
公式ページ
◆キャスト
■昭和40年~

花岡町子・・・・・・・藤山直美
徳永健次郎・・・・・・・國村隼
花岡和代・・・・・・・香川京子
北村孝子・・・・・・メイサツキ
花岡信夫・・・・・・・西興一朗
矢木沢純子・・いしだあゆみ
徳永喜八郎・・・小島慶四郎
徳永イシ・・・・・・・岩本多代
徳永晴子・・・・・・・田畑智子
徳永昭一・・・・・・・火野正平
片平鯛子・・・・・・・小西美帆
大崎俊平・・・・・・・櫻木健一
大崎佐和子・瀬戸カトリーヌ
りん・・・・イーデス・ハンソン
一真・・・・・・・・・・・石田太郎
工藤貞男・・・・・・・荒谷清水
神田みすず・・・・・・・・・友近
小川秀雄・・・・・・・上杉祥三
池内幸三・・・・・・・板尾創路
千葉龍太郎・・・・・筒井康隆

■町子・少女編
昭和13~20年
花岡町子(10歳~)山崎奈々
花岡町子(15歳~)尾高杏奈
花岡徳一・・・・・・・・・城島茂
花岡和代・・・・・・・鈴木杏樹
花岡ウメ・・・・・・・・淡島千景
花岡常太郎・・・・・岸辺一徳
花岡イト・・・・・・・・宮田圭子
信次・・・・・・・・・・・・宮崎将
花岡茂・・・・・・・・西川忠志
花岡文代・・・・・・・増田未亜
花岡昌江・・・・・尾野真千子
亀田・・・・・・・・・・山下徹大
浦田・・・・・・・・・にわつとむ
◆スタッフ
原案・題字 田辺聖子
脚本 長川千佳子
音楽 栗山和樹
語り 住田功一アナ
制作統括 一井久司  
◆主題歌
◆挿入歌
林 明日香
「心のままに」

2007年3月21日発売

2007年1月15日~の週に、
ちはる役として出演も!
◆サウンドトラック
◆ドラマガイド
◆ノベライズ


◆田辺聖子作品
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